台湾・LIBO Pharma Corp.訪問団が本学を訪問(2026年3月10日(火))
― 国際共同研究の深化と福島の復興に向けた新たな一歩 ―
2026.03.30
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2026年3月10日、台湾LIBO Pharma Corp.より、ヘンリー・リウ(Henry Liu)CEOをはじめとする訪問団が本学を訪れました。今回の来訪は、両機関が進めてきた国際共同研究の進捗確認と、今後の協力体制の強化を目的としたものです。
■ 2011年以降の台湾からの継続的支援への感謝
冒頭、本学からは、竹之下誠一理事長兼学長より2011年の東日本大震災以降、台湾の皆さまから寄せられた多大な支援に対し、改めて深い感謝の意が伝えられました。また、本学は「福島の悲劇を福島の奇跡へ」、「変化を進化へ」というスローガンのもと、復興と発展を進めてきましたが、その歩みを支えてきたのは台湾をはじめとする多くの支援者の存在であることも強調されました。
■ 世界初の免疫調整剤「NM-IL-12」を用いた共同研究
本学長谷川有史主任教授(放射線災害医療学講座)とLIBO社は、世界初の免疫調整剤「NM-IL-12」を活用した国際共同研究を推進しています。
この研究は、「希少疾患の新規治療法の開発」及び「放射線起因疾患への応用可能性の探求」を目的としており、幅広く医学の発展にも寄与する重要な取り組みです。本剤は、福島で進められている廃炉作業において、不測の事態に備える備蓄薬としての活用が将来的に期待されています。今回の訪問では、研究チームによる成果報告や意見交換が行われ活発な議論が交わされました。
■ 未来10年・20年を見据えた協力体制の構築
医療・医薬分野は急速なパラダイムシフトが続いており、国際連携の重要性はますます高まっています。さまざまな国際情勢の変化もありますが、今回のLIBO社訪問団の来学は福島の復興と医療の未来を切り拓くうえで大きな意義を持つものです。
本学は今後も、国際社会との協働を通じて、地域と世界に貢献する研究・教育活動を推進してまいります 。