国際原子力機関(IAEA)アジア地域プロジェクト Project Design Meetingに本学教員らが参加

国際原子力機関(IAEA)の技術協力プロジェクトの枠組みで、RCA(原子力科学技術に関する研究、開発及び訓練のための地域協力協定)プロジェクトのProject Design Meetingが2023年2月6日~10日にIAEA本部(所在地:オーストリア共和国ウィーン市)で開催されました。

本学からは、放射線腫瘍学講座鈴木義行教授が「Improving the Radiotherapy Capacity of Newcomer RCA Governmental Parties(RCA新規参加国の放射線治療の向上)」というプロジェクトのLead Country Coordinator(プロジェクト責任者)として、健康リスクコミュニケーション学講座田巻倫明教授がRCAプログラム諮問委員として、放射線腫瘍学講座梅宮和真助手がオブザーバーとして参加しました。

本プロジェクトは、RCA新規参加国(カンボジア、ネパール、ラオス、フィジー、パラオ)における放射線治療の提供体制を強化することを目的としたプロジェクトであり、5日間を通して、IAEAのTechnical Officers、Program Management Officers、アジアの専門家との会議を通じ、プロジェクト計画が作成されました。本プロジェクトは2024年1月から4年間のプロジェクトとして施行される予定です。また、Kick-off Meetingと1回のトレーニングコースを本学で開催予定です。

大きな会議室でスライドが投影され、参加者たちがスクリーンを見ながら議論している様子。
Project Design Meetingの様子
医科大学の教授が講演し、スクリーンに「Radiotherapy Capacity of Newcomer GPs」のスライドが映っている会議室の様子。
鈴木教授によるプロジェクトの説明
4人の男性がIAEAのロゴがある壁の前にスーツを着て並んで立っている。左には国連の旗が立てられている。
左から梅宮助手、鈴木教授、金子智雄IAEA事務局長特別補佐官、田巻教授
ソファに座ったスーツ姿の5人の男性が、コーヒーカップを前にテーブルを囲み会話している。背景には観葉植物と写真が飾られている。
在ウィーン日本政府代表部引原毅大使を表敬訪問

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