医学部には基礎系の研究をしている研究室に学生さんがやってきて研究に触れる授業もあります。福島県立医科大学では4年次に基礎上級という授業名で開講されています。期間はおおよそ一ヵ月半で、その間は他の授業もありません。しんどさは研究室それぞれですが、生体機能研究部門では論文紹介セミナーと研究セミナーの二つをやってもらってます(他の講座からみると少し大変な部類です)。教員もしんどいので、来年ぐらいから研究セミナーだけにしてくれると助かるんですが、小林先生、何とかなりませんか?(汗
今年はバスケ部の4人と、ギター部で生体機能にMD PhDコースの学生としてきている1人の計5名が来てくれました。1月13日にスタートでした。
なかなかみんな個性的で楽しかったですね。医学部全体からみれば、神経や行動をやっている研究室は少数派も少数派で、興味なんてないだろうなぁ、と思いきや、密かに神経に興味を持ていたりして驚きました。顕微鏡で神経細胞をのぞいたり、外科的な定位脳手術を体験したり、動物の行動を観察したりと、いろいろなことを体験できたと思います。
2月21日に終了。道頓堀鳥谷野店で打ち上げです。店長の今野さん、いつもありがとう。炭酸飲料を飲むのが異様に早い学生さん、いかがでしたか? 私もびっくりです。
Sくんに触発されて、彼よりも早く飲めるのか、教員同士で議論が深まります。
小林先生はこのあと東京に出張と、大変なスケジュールでした。医学部の研究室、特に附属の研究所となると、在籍するのはD持ちの研究者か、専門職の技官さんぐらいで、おかたい職場。そこに、こうして学生さんが来ると和やかになりますね。一年のうちのほんの一カ月ちょいの期間ですが、生体機能も少しだけ賑やかになります。また来年、どんな学生さんが来るのかなー。