暫くぶりの投稿ですみません。9月から科研費の申請スケジュールが始まり、実験と相まってデスマーチちっくな日々を過ごした研究者も多いと思います。もっと早く準備しろっというご意見ももっともですが、そんな人は全体の数パーセントなんじゃないでしょうか。
そんなことより、ブログの更新です。小林先生がドーパミン2016でオーストリアに行ってきました。欧州のほうですね。オーストリアとオーストラリアを混同するから国名を変えようなんて議論がオーストリアにあったようで。
そんなことより(2回目)、本研究室より、小林和人先生が参加いたしました。この学会は3年に一度開催される大変貴重なドパミン学会で、今回も世界中の著名なドパミン研究者が集結しました。
パーキンソン病が脳のドパミン欠乏に起因することを発見したOleh Hornykiewicz先生の90歳をお祝いする特別シンポジウムが開催されるなど、個性溢れる学会である印象を受けました。さらに、addictionやパーキンソン病をはじめとするドパミンに特化した最新の知見が紹介されており、大変貴重な4日間でした。
会場であるウィーン大学はウィーン中心部に位置しており、徒歩圏内に王宮やシュテファン寺院、国立オペラ座があります。またの機会にぜひ私もウィーンへ行きたいです(ブログ管理者注;文章執筆者の西澤さん、諸事情により参加できず、無念)。
写真8:シュテファン寺院