研究室ブログ

2021年度基礎上級

4月5日から5月21日までの期間に、5名の4年生を生体機能研究部門に迎えて基礎上級の演習が実施されました。新型コロナウィルス感染症の状況が比較的落ち着いてきていたことから、対面演習を基本として状況に応じてリモート授業を柔軟に組み合わせ、学生・教職員の安全に配慮しながら7週間の演習を無事に終えることができました。連休明けの5月6~7日には各自が精読した原著論文についてプレゼンテーションしました。さらに最終日の5月21日には、7週間の演習期間に各自が指導教員とともにおこなった実験について、目的、方法、結果および考察を発表しました。写真はこの最終発表の後で、最初で最後の一瞬だけマスクをはずした記念撮影です。


5名の最終発表の演題は以下のようになっていました。

・弁別学習や行動柔軟性に関わる視床-線条体経路を制御する回路の解明

・げっ歯類を用いた線条体への神経入力領域の解明

・背外側線条体に局在するドーパミンD1受容体をもつ神経細胞の選択的除去

・パーキンソン病モデル動物における学習障害

・学習行動実行時の線条体ニューロン活動のカルシウムイメージング

2021年基礎上級