当講座は、県民健康調査における基本調査(原発事故による外部被ばく線量の評価)を支援する講座として、また広く物理学的線量評価に関する調査研究を行う講座として2013年8月1日に開設されました。
県民健康調査・基本調査によって、原発事故後の外部被ばく線量や、事故後の住民の行動に関する記録が数多く蓄積されました。これらに関する解析を引き続き行うとともに、記録として後世に残すべくデータの論文化に取り組んでいます。
また、ふくしま国際医療科学センターの一部である環境動態解析センター棟(旧名称:B棟)は、福島国際研究教育機構・放射生態学ユニットが研究拠点として利用しています。当講座は、B棟の放射線管理を担当するなどして、同ユニットの活動を支援しています。
なお震災から10年を契機として、「ふくしま国際医療科学センターの歩みと今後に向けた取組」が取りまとめられました。 この中から、当講座に関する部分(これまでの取り組み、成果等)を下記に抜粋しています。