会長挨拶- greeting -

　東北地方に甚大に被害を与えた東北大震災から6年が経過しました。社会基盤の復興にはある程度の成果が出てきていますが、被害を受けた方々の健康面、心理面での課題は多岐にわたり、その多くが問題解決に至っていません。

　このような状況の中で、公衆衛生関係者の担う役割は、非常に大きく、公衆衛生関係者の情報交換の場を設けることは、有意義なことであると考えます。つきましては、皆様の各段のご協力を賜り、第66回東北公衆衛生学会の開催に向け、別途のとおり鋭意準備を進めております。

　本学会は、東北地方6県における衛生・公衆衛生に関連する大学・高等教育機関・行政・研究所が主体となり、公衆衛生学及びその関連分野の研究発表と討議を行う場として、昭和26年に第1回が開催されて以来、東北地方の6県の持ち回りで毎年開催されてきた伝統のある学会です。会員制はとらず、公衆衛生の分野で実際に活躍されている方や、この分野に関心をもたれている方々に自由に参加していただいております。

　第66回目にあたる今回は、特別講演として睡眠予防医学の専門家をお招きし、ご講義いただくことを企画しております。 お忙しい中大変恐縮ですが、皆さまのご支援ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。なお、みちのく会の開催につきましては、別途ご連絡いたします。何かございましたら、学会事務局までご連絡をいただけましたら幸甚です。

　平成29年5月

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第66回東北公衆衛生学会　学会長　大平哲也
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(福島県立医科大学医学部疫学講座主任教授)

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学会事務局

  • 事務局第66回東北公衆衛生学会事務局
  • 所在地〒960-1295
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    FAX : 024-581-5385
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