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北村俊晴助手の報告が厚生労働科学特別研究報告に掲載されました

2018/08/08

筑波大学 前野哲博教授が研究代表者の厚生労働科学特別研究「総合診療が地域医療における専門医や多職種連携などに与える効果についての研究」の報告書に、当講座 北村俊晴助手の報告「福島県における家庭医・総合診療専門医育成と地域医療への取り組み」が収載されました。

 

研究報告書ページはこちら

http://mhlw-grants.niph.go.jp/niph/search/NIDD00.do?resrchNum=201706032A

 

報告書一括ダウンロードから、圧縮ファイルを解凍して 20170632A0010.pdf というファイルの41ページから(通しページでは424ページから)です。

 

要旨を引用しますと・・


 2006年3月に福島県立医科大学が、全国の大学で初めて大学付属病院でなく地域を基盤として家庭医・総合診療専門医を育成する部門「地域・家庭医療学講座を開設した。現在までの12年間で、県内6か所の地域にある診療所と病院に診療・教育拠点を作って取り組みを進めてきた。多職種連携、在宅医療、へき地での診療とキャリアパス、学生実習、地域の医療ニーズの補完、救急医療への貢献、女性医師のワークライフバランス、そして国際交流について、どのような成果がこのプロジェクトから生み出されたのかを示した。こうした取り組みが全国の他の地域でも取り組まれるためには、一つの医療機関や地域の中だけでの家庭医・総合診療医育成ではなくより広域での取り組みとすること、そして総合診療医の専門性と家庭医療学の原理を十分に理解し実践できる核となる家庭医療・総合診療指導医群を重点的に育成することが重要である。

 

この報告にご興味のある方は、当講座までご連絡ください。



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