講座ブログ
家庭医療サマー・フォーラム in 福島 開催!
2013/09/04
当講座開設から毎年開催している「家庭医療 サマー・フォーラム in ふくしま」。今年は8月26日・27日の2日間、福島県喜多方市 地域・家庭医療センター ほっと・きらり を会場に開催されました!
今回の内容は
・外来のイロハ
・家庭医療レジデント一日体験
・訪問診療のABC
・Cinemeducation
の4ブロック、1泊2日で開催しました。
まずは、当講座助手 菅家先生による「外来診療のイロハ」
外来初心者が直面する問題、その時外来でどう、患者さんに悪影響なく、診療を進めていくかを解説しました。
そして、「外来診療のプロ」としての家庭医の長所を活かす診療についてお話しました。
続いて「家庭医療レジデント1日体験」
当講座後期研修医が半年以上の準備期間をかけて作り上げたワークショップです。
今回は、震災で家族をなくした方のうつ病への気付きからグリーフケアまでを、レジデントの悩みを共に考えながら学んでいきました。
患者中心の医療の方法を活用したグリーフケアについてのディスカッション
2日目は、保原中央クリニック家庭医療科で診療している、望月先生による「在宅医療のABC」からスタート。
訪問診療の歴史、現在までの進歩の過程から、実際の訪問バッグの中身、訪問診療導入面接など、実際の訪問診療に役立つ知識が満載でした。
訪問診療導入のために必要な情報収集のロールプレイ中!
最後は恒例の葛西教授による「Cinemeducation」
今回の題材は「父親たちの星条旗」(2006)
国の戦勝のアピールと国債購入促進に利用するために、硫黄島での死闘でのヒーローに仕立て上げられた衛生兵の足跡を辿ることを通して、様々な重い想いを参加者全員で語り合いました。
コメント 0 件
|