お知らせ

     
2021年12月28日『福島県立医科大学 先端臨床研究センターの取組』電子ブック版を公開しました

電子ブック版を公開しました。

2021年12月24日『福島県立医科大学 先端臨床研究センターの取組』を発行しました

先端臨床研究センターの10年間の取組をまとめた冊子を発行しました。

2021年10月25日第11回核医学画像解析研究会 プログラム

2021年12月11日(土)に開催される第11回核医学画像解析研究会のプログラムが完成いたしました。

プログラムは、こちらからご覧いただけます。

 

研究会の詳細は、2021年9月3日のお知らせをご覧ください。

※研究会の開始時刻が変更になりました(13:30~)。

2021年9月3日第11回核医学画像解析研究会のご案内

 伊藤浩副センター長が代表世話人・当番世話人を務める「第11回核医学画像解析研究会」が2021年12月11日(土)にWeb開催されます。今回も日本核医学会 核医学理工分科会との共同開催となります。

 トレーサーの動態解析や画像の定量解析等の画像解析をテーマとした研究会ですが、広く病態生理の計測に関する研究やMRI等の核医学以外のモダリティによる画像解析の研究も含めます。

 ご参加、ご発表いただける方は、下記の研究会案内HPよりご登録ください。今回はWeb開催となり、未発表データでの発表や発表なしでの参加も歓迎いたします。また、皆様の周囲でこの分野の研究に興味をお持ちの若手研究者がおられましたら、是非お声掛け下さい。

 【日時】

   2021年12月11日(土) 13:30~18:00

 【会場】

   Web開催

   ※研究会の参加は無料です。

 【研究会案内HP】

   https://cms2.fmu.ac.jp/cms/rad/kakuigaku-kaiseki-11.html

 【核医学画像解析研究会】

   代表世話人 伊藤 浩(福島県立医科大学)

   世話人   渡部浩司(東北大学)

         茨木正信(秋田県立循環器・脳脊髄センター)

         生駒洋子(量子科学技術研究開発機構)

  【日本核医学会 核医学理工分科会】

   会長     木村裕一(近畿大学)

  【連絡先】

   〒960-1295 福島県福島市光が丘1番地

   福島県立医科大学 医学部 放射線医学講座

   伊藤浩(当番世話人)

   E-mail:h-ito@fmu.ac.jp

  【詳細】

   第11回核医学画像解析研究会のご案内

   第11回核医学画像解析研究会リーフレット

   第11回核医学画像解析研究会プログラム

2021年8月24日サイクロトロンを利用したGa-68の製造および前立腺がん診断を目指したGa-68標識PSMA-11製造システムの確立

詳しくはこちらをご覧ください。  (English

2021年4月22日がんの放射線塞栓療法に関する福島県立医科大学と福島大学の共同研究開始のお知らせ

 詳しくはこちらをご覧ください。

2021年3月25日研究成果が雑誌に掲載されました

当センター所属教員による研究の成果が、”Annals of Nuclear Medicine”に掲載されました。

【掲載雑誌】

Annals of Nuclear Medicine

【標題】

Integrated PET/MRI scanner with oxygen-15 labeled gases for quantification of cerebral blood flow, cerebral blood volume, cerebral oxygen extraction fraction and cerebral metabolic rate of oxygen

【研究者】

伊藤 浩1,2、久保 均2、髙橋 和弘2、西嶋 剣一2、右近 直之2、根本 彩香2、菅原 茂耕1,2、山國 遼1、茨木 正信3、石井 士朗1

1) 福島県立医科大学 医学部 放射線医学講座

2) 福島県立医科大学 ふくしま国際医療科学センター 先端臨床研究センター

3) 秋田県立循環器・脳脊髄センター

【概要】

O-15標識ガスを用いたPET検査による脳循環代謝諸量の測定は、閉塞性脳血管障害の患者さんの病態評価や治療方針の決定に用いられています。当センターの伊藤らの研究グループは、当センターに設置されている統合型PET/MRI装置を用いてO-15標識ガスによる脳循環代謝諸量の測定を行うシステムを世界に先駆けて完成させ、この度論文に発表しました。

統合型PET/MRI装置はPET検査とMRI検査を同時に行うことができる装置です。本研究では健常者を対象に、この統合型PET/MRI装置を用いてO-15標識ガス定常吸入法による脳循環代謝諸量(脳血流量、脳血液量、脳酸素摂取率、脳酸素消費量)の測定を施行し、適正な測定精度でこれらを求めることができることを示しました。統合型PET/MRI装置を用いたPET検査では、MRI装置が発する強力な磁場の影響を考慮して検査を行う必要がありますが、伊藤らの研究グループは使用する機材を工夫し、これらの課題を解決しました。

統合型PET/MRI装置では、PET検査により脳循環代謝諸量を測定すると同時にMRI検査による脳の形態などの画像情報を得ることができます。このような特色を生かした、より精度の高い病態診断が今後可能になっていく可能性があり、これからの研究の進展が期待されます。

※PET:陽電子放出核種断層撮像装置。生体の臓器等のさまざまな機能を画像化することができる。

※MRI:磁気共鳴断層撮像装置。生体の臓器等の形態を画像化することができる。

【詳細】

詳細は、下記URLよりご覧いただけます。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33502738/

https://link.springer.com/article/10.1007/s12149-021-01578-8

2020年11月25日第10回核医学画像解析研究会 プログラム

 2020年12月5日(土)に開催される第10回核医学画像解析研究会のプログラムが完成いたしました。

 プログラムは、こちらからご覧いただけます。

 

 研究会の詳細は、2020年10月7日のお知らせをご覧ください。

2020年11月12日研究成果が雑誌に掲載されました

当センター所属教員による研究の成果が、”EJNMMI Physics”に掲載されました。

【掲載雑誌】

EJNMMI Physics(2020年9月号)

【標題】

Human dosimetry of free 211At and meta-[211At]astatobenzylguanidine ( 211At-MABG) estimated using preclinical biodistribution from normal mice

(正常マウスにおけるフリー211Atおよびmeta-[211At]astatobenzylguanidine(MABG)の生体内分布を用いたヒト組織吸収線量評価)

【研究者】

右近 直之、趙 松吉、鷲山 幸信、織内 昇、粟生木 美穂、

譚 成博、下山 彩希、髙橋 和弘(先端臨床研究センター)

久保 均(新医療系学部設置準備室)

伊藤 浩(放射線医学講座)

【概要】

悪性褐色細胞腫(がん)に対するアルファ線を放出する治療薬候補の生体内分布(薬剤が体内臓器にどの程度集積するか)を、マウスを用いた動物実験で評価し、ヒトへ外挿することで正常組織の吸収線量を推定して臨床応用の際の副作用が予測可能かを検証しました。

悪性褐色細胞腫は副腎髄質に発生する腫瘍で、従来からベータ線放出核種である131Iを用いた131I-MIBGによる治療が行われています。福島県立医科大学では、がん細胞を殺傷する能力が高いアルファ線を放出する核種アスタチン211(211At)を結合させた薬剤211At-MABGの開発を行っており、この新しい治療薬候補を早く患者さんに届けるために、臨床試験の実施に向け取り組んでいます。

しかし、アルファ線治療の臨床利用の歴史はまだ浅く、従来のベータ線治療薬とは異なる予想外の副作用が懸念されます。そこで、211At-MABGの生体内分布評価を動物実験で評価し、その分布をヒトへと外挿することで人体の正常臓器への吸収線量を推定しました。これにより、患者さんに適切な治療薬の投与量を決定することで、副作用の発生を防ぎ安全な治療が可能となります。

この研究の成果は、新しい治療法として海外でも注目を集め、本学が研究を進めている211Atによるがん治療の開発につながる成果です。

本成果により、臨床試験開始に向け一歩前進することができました。今回の知見を活かし、臨床試験をできるだけ早く実現するために、準備を進めて参ります。

本研究は、科学研究費助成事業 若手研究(18K15556)および革新的がん医療実用化研究事業 (AMED) (JP20ck0106414) などの研究助成により実施したものです。

【詳細】

Human dosimetry of free 211At and meta-[211At]astatobenzylguanidine ( 211At-MABG) estimated usingpreclinical biodistribution from normal mice

2020年10月7日第10回核医学画像解析研究会のご案内

伊藤浩副センター長が代表世話人を務める「第10回核医学画像解析研究会」が2020年12月5日(土)に東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンターにて開催されます。今回も日本核医学会 核医学理工分科会との共同開催となります。

トレーサーの動態解析や画像の定量解析等の画像解析をテーマとした研究会ですが、広く病態生理の計測に関する研究やMRI等の核医学以外のモダリティによる画像解析の研究も含めます。

今回は会場開催とWeb開催の併用によるハイブリッド開催となり、発表、質疑応答はZoomで行います。会場ではZoomの画面をスクリーンに映しますが、会場でのご発表、ご質問等もすべてZoomを介して行います。また、会場は最大20名の人数制限があります。

ご興味のある方は、是非ご参加ください。なお、新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては運営方法が変わる場合もありますのでご了承ください。

 【日時】

   2020年12月5日(土)14:00~17:00(予定)

 【会場】

   東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター(分子イメージング研究センター2F講義室)

   宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-3

   ※会場開催とWeb開催の併用によるハイブリッド開催となります。

   ※研究会参加は無料です。

 【核医学画像解析研究会】

   代表世話人 伊藤 浩(福島県立医科大学)

   当番世話人 渡部浩司(東北大学)

   世話人   茨木正信(秋田県立循環器・脳脊髄センター)

         生駒洋子(量子科学技術研究開発機構)

 【日本核医学会 核医学理工分科会】

   会長    木村裕一(近畿大学)

 【連絡先】

   〒980-8578 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-3

   東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター

   渡部 浩司

   E-mail:watabe@cyric.tohoku.ac.jp

 【詳細】

   第10回核医学画像解析研究会のご案内

   第10回核医学画像解析研究会リーフレット

   第10回核医学画像解析研究会プログラム