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部会長挨拶

ご挨拶


 第65回日本薬理学会北部会を、2014年(平成26年)9月26日(金)・ 27日(土)の2日間、福島市の「コラッセふくしま」を会場に開催することになりました。皆さまを心から歓迎いたします。
 
 福島市は、2011年(平成23年)3月11日14時46分に震度5強の地震に見舞われ、道路や建物に多くの被害が出ました。またその後の福島第一原子力発電所の事故により放射性物質が空中に放出され、福島県立医科大学4階のNaIシンチレーションカウンターの放射線量の測定値は2011年3月16日午前2時に平時の9.3倍という異常最高値を記録しました。しかし、その後、市内はめざましい復興を遂げ、放射線量も3年後の2014年2月12日の測定値は、平時の1.16倍にまで下がりました。この間、皆さまから頂きました温かいご支援にこの場をお借りして、心から御礼申し上げます。本当にどうも有難うございました。

 福島島市は、東京電力の福島第一原発から直線距離で約60kmですが、お陰さまで市内の放射線量は上記のように大幅に下がりました。どうぞご安心して福島にいらしてください。

 今回の北部会では、一般演題のプログラムの他に、西宮機能系医学研究助成基金の助成対象者の講演があります。また、賞を設けず、発表と議論を楽しみ、薬理学研究の進歩を堪能していただきたいと存じます。

 若者の参加を奨励するために、大学院生や学部学生の参加費および懇親会費を低く設定いたしました。その分、先輩研究者の皆さまにご負担をいただくことになりますが、これも若手育成のためと、どうか御協力をお願い申し上げます。そして、学生も学生以外の方々もどうぞカジュアルな服装でご参加ください。

 懇親会は、一日目の夜に、会場に近い「ホテル福島グリーンパレス」で開催いたします。ここでは、福島県産の食材を用いた郷土料理をどうぞ楽しんでください。

 二日目の午後は市民公開講座を開き、現在、日本の漢方医学の第一人者であられる三瀦忠道(みつまただみち)先生(福島県立医科大学・附属会津医療センター)に「漢方医学からみた健康法」と題して講演していただきます。これまで漢方にあまりなじみのなかった会員の皆さまも、是非ご聴講いただきたくお誘い申し上げます。

 皆さまにはお忙しい時期とは存じますが、今回の北部会が活発な情報交換睦を深める場になれば幸いです。

 多くの皆さまのご参加を心よりお待ちいたしております。

 第65回日本薬理学会北部会
 部会長 木村 純子

第65回日本薬理学会北部会事務局

  福島県立医科大学医学部
     薬理学講座

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