医学生・初期研修医の皆さんへ
放射線科専門医研修をご検討されている皆様の見学を、随時受け付けております。ぜひご連絡ください。
診療内容の紹介
放射線医学講座・放射線科では主に画像診断、IVR(画像下治療)を行っています。
画像診断ではCT や MRI 、PET、SPECTなどの医療用画像を読影し、症状の原因や病気の有無などについての報告書(画像診断レポート)を作成するのが主な業務です。患者さんと直接お会いする機会は多くありませんが、レポートを通じて治療方針や診療方針に関与したり、カンファレンスなどで他の科のドクターとディスカッションを行ったりと、病院の中央部門として他診療科のドクターから頼られる部門です。
IVRも近年発展している分野です。Angioでは血管内にカテーテルという医療用の細い管を挿入して体への負担を少なくしながら治療を行っています。腫瘍や出血に対する血管塞栓術や動注化学療法を行っています。CTガイド下手技ではCTを用いながら生研やドレナージを行う治療を行っています。
このように、読影から治療まで幅広い分野が放射線医学には内包されており、医局員自身の特性にあった放射線医学の分野を見つけ、専門性を高めています。
取得可能な資格の紹介
当科・当講座は各学会からの修練施設認定が行われており、下記のような専門医・認定医を取得することが可能です。
- 放射線科専門医 (入局後4年目で取得)
- 放射線診断専門医(入局後6年目で取得)
- 核医学専門医(専攻医5〜7年目で取得)
- IVR専門医
- PET認定医
- 放射線科指導医
- 検診マンモグラフィ読影認定医師
- 肺癌CT検診認定医師
- アミロイドPET読影研修修了医師
大学院の紹介
当講座では大学院博士課程に入学し、専門医研修と並行して学位取得が可能です。自分の興味がある分野を見つけ、研究に取り組めるのも大学病院の特色です。当講座のスタッフは、脳神経核医学/PET/MRI/CT、心臓核医学/PET/MRI、腎泌尿器核医学、脊椎脊髄MRI、CTガイド下生研、Angio手技などの分野で研究発表・論文発表を行っており、研究指導が可能です。また、放射線医学は裾野の広い学問ですから、他にも自分の興味のある研究テーマが見つかるはずです。