教室紹介

教育活動

担当している科目は以下の通りです。

医学部

講義科目

基礎自然科学 (物理学)

物理学、化学、生物学のうち苦手とする科目を選択します。通常は大学入学共通テストで選択しなかった科目を履修します。
例: 大学入学共通テストで化学と生物を選択した学生は基礎自然科学として (物理)を履修します。

物理学 (力学分野)

物理学で基本となる学問分野です。着目した物理現象、特に物体の運動を数理的に理解し表現する力を養います。

物理学 (電磁気学分野)

物理学で力学とともに基本となる分野です。
電気や磁気など、日常に「使っている」が目に見えないものに対して確かな理解を持つことは、医学のみならず現代社会に生きるすべての社会人に必要なことです。

物理学 (原子物理学分野)

原子などミクロな粒子の性質を理解するには量子力学 (や相対論) が必要です。
原子の構造や性質、電子の振舞いを量子力学の基礎とともに理解します。このことにより放射線に対する理解が深まります。

実習科目

物理学実験

実験装置を正しく操作すること、測定結果を正しく記録すること、測定結果を正しく解析し科学的結論を導くこと、一連のことを他者に伝えること、
等を学びます。
実験のテーマそのものは直接医学に関係するものでは必ずしもないのですが、上にあげた一連のことを「正しく」行い、実験結果の背後にある物理法則を理解する (+ それを他者に伝える) という過程は科学者にとって有益です。

科学リテラシー (情報処理入門)

福島大学所属の教員と共同で開講しています。
情報処理演習室のパーソナルコンピュータを用いた実習です。情報リテラシーや文書作成、表計算、プレゼンテーションの基礎を学びます。

科学リテラシー (科学リテラシー)

総合科学教育研究センター、数物・情報・統計領域、生物・化学領域所属の教員、および医学部基礎医学講座所属の教員と共同で開講しています。
学生 8-10名程度からなるグループで自然科学研究の過程 (背景の理解、研究の位置づけの理解、実験・解析、プレゼンテーション) を体験します。
本教室の所属教員は熱電対の温度校正、空中ディスプレイ、レーザー光の回折現象、音波の解析、などのテーマを提供し、指導しています。

科学アドバンス

総合科学教育研究センター、数物・情報・統計領域、生物・化学領域所属の教員と共同で開講しています。
秋に開講される本科目までに学生は総合科学科目の多くの授業を受けています。自然科学に関するアドバンスな内容の実習です。
本教室の所属教員は量子力学演習、MRI 技術、自然科学の作文技術などのテーマを提供し、指導しています。

基礎上級

医学部基礎医学講座と共同で開講しています。
4年生の4-5月に本教室での研究に参加することで実際の研究活動にかかわり、「研究すること」を学びます。4年制大学における卒業研究のようなもの、と言えば想像しやすいでしょうか。
本教室では 分子性伝導体の NMR 研究のテーマを提供しています。

看護学部

自然科学 (物理学)

看護学部生を対象とした生物学・物理学・化学の基礎を学ぶ科目の1分野であり、本教室の所属教員は物理学分野から力、流体、圧力、電気、熱、音、光、放射線について、特に看護を行う上で必要な事柄を講義しています。

大学院医科学専攻修士課程

計測・分析学

様々な研究分野における計測技術や分析技術、また、それらが以下学研究にどのように生かされているか、などを8名の教員が8週にわたり講義や実習を通して理解する科目です。

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