研究成果が掲載されました
作業療法学科の藤田貴昭准教授（筆頭・責任著者）、五百川和明教授の原著論文が「Medicine」誌に掲載されました。
【タイトル】
Improved motivation during hospital stay is associated with toilet independence in patients with hip fracture: A retrospective cohort study
（股関節骨折患者における入院中の意欲向上はトイレ自立と関連する：後ろ向きコホート研究）
【概要】
本研究は回復期リハビリテーション病棟の大腿骨近位部骨折患者において、入院中の意欲の向上がその後のトイレの自立と関連するかを調べました。ロジスティック回帰と傾向スコアマッチングを用いて分析した結果、入院後1か月間の意欲の向上と退院時のトイレ自立が関連することが明らかになりました。本研究から意欲の継続的な評価の必要性と、意欲向上によってトイレの自立が促進できる可能性が示唆されました。
論文は以下からフリーでアクセスできます。
https://journals.lww.com/md-journal/fulltext/2025/07110/improved_motivation_during_hospital_stay_is.9.aspx