原則として、午前8時30分から午後5時まで(5月から7月までの期間は、午後6時まで)365日毎日運航します。
ただし、日没や悪天候等の視界不良時は運航を休止することがあります。
出動要請は、一般の県民の皆様から行うことはできません。
119番通報を受けた消防機関が患者の重症度等を判断して要請することになります。
患者さんは最大2名まで搭乗できます。
また、医師の判断で必要な場合は付き添いの方1名まで搭乗できます。
ドクターヘリの搬送自体の費用はかかりませんが、救急現場やドクターヘリの中で行った医療行為に対する医療費については、医療保険制度に基づき患者さんご自身に請求されます。
ドクターヘリは、原則として、あらかじめ設定した離着陸場(公園、運動場、小中学校及び高等学校の校庭等)に消防機関の誘導により着陸します。
ドクターヘリの離着陸場一覧はこちらをご覧ください。
「離着陸場(臨時ヘリポート)について 」
搬送先医療機関は救命救急センターや災害拠点病院等の中から、ドクターヘリに搭乗している医師が、患者さんの容体や搬送時間等を考慮して決定します。
ドクターヘリで搬送される医療機関の一覧はこちらをご覧ください。
「患者搬送先医療機関」
ドクターヘリが近くに着陸する場合は、速やかに待避してください。また、着陸後は救命治療を行いますので、近寄らないようにお願いします。
また、離着陸の際はヘリの風圧や騒音が発生します。吹き飛ばされやすいものは室内にしまって、窓を閉めてください。
ドクターヘリの安全な運航のために、皆様のご理解とご協力をお願いします
ドクターヘリの出動要請があってから、平均4分30秒で離陸しています。
ドクターヘリの内部の詳細は「ドクターヘリとは?」ページの「ドクターヘリの内部は?」で紹介しておりますので、そちらをご覧ください。
「ドクターヘリの内部は?」
■無線で患者さんの情報収集
・年齢は?性別は?
・事故?急病?
・意識は?呼吸・脈は?
何も分からないまま現場に着くことも・・・
■情報から患者さんの状態や起こりうる事態を予測し、処置の準備をする。
ドクターヘリの機内は狭く、騒音や振動があるため、処置をするのは大変です。
必要な処置は救急車内で行い、モニター監視や輸液管理などを行いながら 安全に搬送できるように心がけます。
ヘリポートで収容先病院の医師や看護師へ申し送り。
基地病院への搬送は全体の半数以下。
患者さんの状態、行った処置などを用紙に記載し簡潔に申し送る。