病院長あいさつ

 

 福島県立医科大学附属病院は、昭和26年に医科大学附属病院となって以来、福島県の地域医療の向上に貢献するのみならず、わが国の医学・医療の発展に寄与する努力を続けてまいりました。平成7年には特定機能病院に指定され、県民の皆様はじめ多くの皆様に先進的で高度な技術に基づいた医療を提供するように努めております。
 私たち職員一同は、「県民と共に歩みます:健康を支える医療・心温まる医療を目指して!」という基本理念に基づいた医療を行っております。また、患者さんの健康な暮らしの確保と病(やまい)克服のお手伝いをするために、 

 命と人権とプライバシーを尊び、高い倫理観のもと、患者さん一人ひとりと心の通い合う心温まる医療を目指す。

 患者さん一人ひとりのニーズにこたえる最高水準医療、先進医療の提供

 県民の未来を支える誠実かつ優秀な医療人の育成

 地域との連携を重視し、新しい医療、よりよい医療の創造

 日々進歩する医療の県内、全国、そして世界への情報発信


 以上5つのの目標を掲げております。
 この基本理念に沿って、患者さんにわかりやすく、患者さん中心の医療を提供するため、外来・病棟の診療体制の再編成を進めるとともに、患者さんに安全・安心な医療を提供できるよう危機管理の徹底に努めております。
 また、当病院は教育病院でもあります。当病院で育った多くの医療従事者が福島県をはじめとする地域医療の充実と発展のために力を発揮できるよう、正しい知識と確かな技術を備えた医師、看護師など多職種の医療技術者を育成しております。
 福島県立医科大学は、平成18年度から独立行政法人へ移行いたしましたが、移行した後も医学・医療の向上を目指し、研究を重ねて世界へ情報発信し、安全・安心な医療を患者さんに提供できるよう努めてまいりますので、皆様方の御理解と御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 

 

公立大学法人福島県立医科大学附属病院    
病院長  菊地 臣一           

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