福島県ふたば医療センター附属病院と本学の関わりについて

双葉地域の二次救急及び必要な医療の確保のため、福島県ふたば医療センター附属病院に対して、福島県立医科大学は以下の支援を行います。

1. 教員派遣

福島県ふたば医療センター附属病院に対して、ふたば救急総合医療支援センター及び学内支援講座から教員を派遣し、24時間体制で診療を支援します。

2. 診療支援

福島県ふたば医療センター附属病院から高度・専門医療を必要とする患者を受け入れるとともに、画像診断を含めた遠隔診療支援を行うことにより、質の高い医療の提供を支援します。

3. 人材育成

福島県ふたば医療センター附属病院と連携して、学部学生教育、医師・医療スタッフの育成を支援します。

福島県ふたば医療センター附属病院概要

地域住民や復興事業従事者の安心を医療の面から支え、双葉地域の復興に貢献します。
住民等の健康を守る医療・信頼される医療をめざし、地域住民とともに歩みます。

3つの安心を医療面から支えます

  • 住民が安心して帰還して生活できる
  • 復興事業従事者が安心して働ける
  • 企業等が安心して進出できる

診療科:救急科・内科
病床数:30床 全室個室
医療スタッフ:医師、看護師、薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、社会福祉士

 

福島県ふたば医療センター附属病院の外観、周囲には山々が広がる。

提供する医療など

福島県立医科大学の全面的バックアップにより地域に必要な医療を提供します。
また、福島県立医科大学の双葉地域での健康増進支援等の活動を引き継いで行います。

救急医療〔24時間365日対応します〕

  • 一次救急、高度医療や専門医療を必要としない二次救急
  • 休日夜間など地域の医療機関が開院していない時の急病
  • かかりつけ医からの紹介

高度な医療や専門医療が必要な場合、適切な病院に多目的医療用ヘリなどで搬送します。
回復後に継続した治療が必要な場合、福島県ふたば医療センター附属病院で治療を継続します。
医療スタッフが協働して安心・安全な医療を提供します。

福島県ふたば医療センター附属病院の救急入口の外観、赤い看板に「救急入口」と表示。

在宅復帰支援

在宅で療養が継続できるように入院中に個別的な支援を行います。
患者さんやご家族の思いに沿った支援をマネジメントします。

在宅診療

地域の医療機関からの依頼により、訪問診療及び訪問看護を行います。お一人おひとりの在宅療養を支えます。

福島県ふたば医療センター附属病院の診察室、医療機器やベッドが整然と配置されている様子。

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