乳癌は欧米女性の癌では断然トップを占めており、今なお年々増加しています.日本の女性でも増加は著しく、まもなく癌死亡率の1位になると予測されています.乳癌にかかって、治療せずにほうっておけばほとんど100%死にいたります.乳癌は、他の部位の癌と異なって、自分で発見できるという特徴があります.しかも早い時期に発見するならば、大部分の人は死をまぬがれることができるのです.したがって、乳癌による生きるか死ぬかの運命の分かれ目は、発見と治療を受ける時期にかかっているといえます.
 乳癌は人を選ばず、痛みなどの症状を見せずに密かにやってくるものです.乳癌を速い時期に自分で発見するためには、乳癌や乳房に関心を持つことです.無知、無関心は大敵です.自分は癌にならないと決め込むことも危険です.
 乳癌患者さんの大部分は、全く偶然の機会に異常に気づいています.しかし、偶然みつかった乳癌で、早期癌といえるのはごくわずかです.
 全ての婦人が、医師による検診(年1回)や、適切な自己検診を定期的(月1回)に行うのが理想的です.しかし、そうでなくても、自分の乳房に関心を持ち、触れて、目で見て、従来と変わりのないことを知ることが重要なのです.そして、もし万一、乳癌が発生した場合には、従来の乳房とはなにか異なった異常にいち早く気づくことです.
 異常に気づいたならば、さっそく行動に移しましょう.受診の遅れは、決して良い結果をもたらしません、本文では、異常を見つけたときにどうすればよいかを、できるだけ詳しく、具体的に、女性の立場に立って解説してみました.

 もし、乳房にしこりや、はっきりしないがしこりらしきものが触れたら...また、乳頭からの分泌や湿疹に気づいたら...胸に痛みを感じて不安に駆られたら...
 誰でも最初は信じたくありませんが、雑誌やテレビの中だけだった”乳癌”と、自分との距離がいっきに近づいてしまったような実感は、年齢に関係なくショックを覚えることでしょう.
 特に乳房は、いうまでもなく女性にとって大切な器官です.それだけに、「はっきりさせたい.でも、答えを出したくない.」と迷ってしまうのは当然のことなのです.
 しかし、ことは命に関わる問題です.そのまま見過ごした小さなしこりや分泌物が、あなたの人生を大きく左右する可能性もあるのです.勇気を出して、一刻も早く病院の門をくぐりましょう.
 この最初のステップは、単なる取り越し苦労かもしれません.しかし、後々かけがえのない第一歩になるかもしれないのです.

悩むより一刻も早く病院へ

 もし異常に気づいたら、くよくよ悩んで時を無駄にすることなく、一刻も早くはっきりさせる必要があります.たとえば、「次の集団検診がもうすぐだから」とか、「子供が学校に合格してから」とか、「この旅行から帰ってきてから」などの理由で、病院へ行くのを延期するのはよくありません.この時点であなたに必要なのは、結果について悩む気持ちより、迅速で積極的な行動なのです.
 乳癌を疑う場合、さまざまな検査が必要になり、専門医のいる病院を選ぶことが理想的ですが、時間を無駄にしないためには、なるべく近くの病院へ行くことを勧めます.もし、その病院に専門医がいない場合は、それ相応の病院を紹介してくれるからです.
 病院にはあなたの疑問や不安に対する答えが用意されています.しこりや痛み、乳頭からの出血や分泌物という症状は必ずしも乳癌だけの症状ではありません.良性疾患の可能性が圧倒的に高いのです.乳癌だった場合の治療や手術のことをくよくよ考えるより、良性か悪性かを早くはっきりさせるために、直ちに行動に移しましょう.事態をリードするのは、あくまでもあなたなのです.

強力な味方を持とう

 病気はひとりで闘うものではありません.よく、家族に心配をかけたくないという理由で自分ひとりで秘めて時間がたってしまうことが多いものです.しかし、時間の遅れが取り返しのつかない結果を招いてしまうことが多いのです.夫や肉親は心からあなたへの協力を惜しまないはずです.もしひとりで病院へ行くのが不安な場合には、一緒についていってもらうと良いでしょう.

乳癌の検査は、直接外科へ

 疑いのある場所が乳房だけに、実際には産婦人科に駆け込む人が少なくありません.しかし乳癌の診察は、日本においては、意外かもしれませんが外科で行われるのです.外科と一口にいっても、いろいろな専門分野に分かれている場合や、大学病院などでは第一外科や、第二外科のような場合もあります.直接外科外来の受け付けに電話で問い合わせると良いでしょう.また、病院によっては、乳腺専門の外来を設けているところもあります.
 病院以外の、主に検診を目的とした施設としては、各地域のがん検診センターや成人病センターなどがあります.

医師と信頼関係を持とう

 検査を受けるために初めて外科を訪れた人は、まず担当の医師から問診を受けることになります.問診を受けることによって、過去の病気、あなたの体質、危険度を医師に知ってもらえるわけです.
 しかし、医師にまかせっきりではだめです.医師が聞かなかった項目でも、あなたにとって大切と思われる症状や、伝えたい事柄は必ず話すようにしましょう.医師との意志の疎通や情報の交換などは、たいへん大事な事柄です.医師との信頼関係を確立するために、少しでも不安なことは何でも話すように心掛けましょう.必ず医師の側でも誠意を持って受けとめて、親身になって相談にのってくれるはずです.

次のポイントは必ず問診でチェック

 乳癌は、性ホルモンとたいへん深い関係を持っています.一般に、初潮年齢が低い、未婚、出産経験がない、乳癌の家族歴があるなどの人に乳癌の危険が高いといわれています.閉経前の女性では、月経前と後では乳腺の状態が異なっています.医師が診察するにあたっては、今、月経周期のどこにあるかを知らなければなりません.そのため、問診の内容もこれに沿ったものとなりますが、あなたからも積極的に説明するべきです.
 以下に質問事項をまとめましたので、必ず答えを用意して病院へ行きましょう.

結婚、妊娠に関して
結婚の有無
結婚年齢
妊娠回数
初産年齢
流産の経験
 人工か自然か
 その回数は
ピルの使用期間、回数は
月経に関して
初潮年齢
閉経年齢
月経周期
最終月経
 少なくとも、最終月経の日付とその期間は正確に答えられるように、自分の月経周期を記録しておく習慣をつけておくと良いでしょう.
出産に関して
母乳か混合か、人工栄養か
授乳の左右差
過去にかかった病気に関して
乳腺の病気にかかったことがあるか
良性疾患がすでにあるのかどうか
豊胸手術を受けたか
その他
 服用したことのある女性ホルモン剤
 副腎皮質ホルモン剤の使用歴
 現在服用している薬のリスト
しこりに関して
気づいた動機
気づいた時期
位置や大きさの変化
痛みがあるかどうか
分泌物や皮膚のへこみについて
その他、気になることは何でも
近親者の乳癌患者について
乳癌の有無(ある場合は本人との関係)
その予後など
 乳癌検診は、本人がしこりなどの症状に気がつき病院を訪れる場合と、自覚症状のない人が集団検診として医療施設以外で受ける場合とがあります.

病院の場合

 病院(外科)を訪れた場合、問診の後触診、X線検査(マンモグラフィー)が行われます.この段階で何らかの異常所見が見いだされた場合には、必要に応じて超音波検査、サーモグラフィー、細胞診などが追加されます.また、指で容易にしこりを触れるような乳癌の診断は結果も比較的早く出ますが、早期のものほど診断は難しく、最終的な結果が出るまでにはかなり時間がかかります.
 病院での検査が触診だけで終わる場合や、本人に対する説明がほとんどなく「心配ないよ」と言うだけの医師に対しては、触診以外の検査は必要ないのか、今後はどうすればよいのかなどを聞いてみましょう.

集団検診の場合

 町や村、あるいは職場単位で行われる検査が集団検診です.日本における集団検診での一次検診はほとんどの場合、触診だけです.しかし欧米ではマンモグラフィーが集団検診の主体となっています.これは後ほど説明しますが、マンモグラフィーによれば触診ではわからない1センチメートル以下の腫瘍も探し出せるからです.
 一般に、乳癌検診は三段階に分けて行われ、その一段目が一次検診です.この段階で何らかの異常所見があれば二次検診が行われます.それでは一次検診から順番に説明しましょう.

一次検診

 一次検診では、問診・触診・視診が行われています.問診は先程上げた項目についての保健婦や医師からの質問です.視診・触診は、乳癌検診の基本となる大切なもので、医師はこの段階で乳房内に異常所見を発見することに努めます.
 触診はベッドにあおむけになった姿勢で行われます.力を抜いて、しこりの場所を自覚している場合には医師に正確に伝えます.その際、医師の触診の手の動きやチェックポイントを見たり聞いたりして、自己検診に役立てると良いでしょう.

二次検診

 一次検診の結果、二次検診を勧められた場合には、早めに予約を取って必ず受けましょう.病院によっては、医師が紹介状を書いてくれることもありますが、そうでない場合には自分で病院を訪ねましょう.
 二次検診ではマンモグラフィーと超音波診断(エコー)の他、サーモグラフィー、細胞診が行われます.この後で具体的な説明をしますが、検査は特に苦痛はありません.ただし、細胞診には多少の痛みがともないます.細胞診とは、乳房に針を刺し、しこりの細胞を取り出して検査するものです.

三次検診

 二次検診までの検査で、悪性か良性かの診断が付かない場合には三次検診を受けることになります.三次検診で行う検査は生検といって、局所麻酔をしてしこりの一部をとって調べるものです.しこりが良性か悪性か、最終診断をつけるために行われます.生検では外科的に切除するので、痛い思いをするのではないかと不安に思う人が多いのですが、この検査で決着をつけるんだという強い意気込みを持って、思い切って受けましょう.最近では生検針というやや太めの特殊な針で生検を行い、外科的に切除せずに診断を行う方法も広まってきました.

各検査の実際

 マンモグラフィー、エコーやサーモグラフィーは、苦痛を感じさせずに、かなり正確に所見を得ることのできる画期的な検査方法です.あなたの安心を得るために、まずこれらの知識を頭に入れておきましょう.

マンモグラフィー(乳房X線撮影)

 X線を用いた乳房の検査です.したがって乳房撮影用の専用装置が必要です.  触診において医師がしこりを確認できるのは1センチメートル以上の大きさのものです.その点、マンモグラフィーは指で触れてもわからないほどの小さな乳癌でも検出できる利点を持っています.本来なら検診の最初に組み込まれるべき、早期発見に欠かせない検査といえます.
 受診者は上半身の衣服を脱ぎ、フィルムの入った板の上に乳房をのせ、その上からプラスチックの板ではさんで圧迫します.疑いのある乳房と正常な乳房を交互に撮影します.
 担当の医師は、しこりが良性か悪性か、左右のバランスはどうかなどを診ながら、総合的に診断します.マンモグラフィーによる乳癌診断率は、80パーセント以上といわれています.
 乳頭分泌がある場合には、乳頭から造影剤を注入して分泌の原因となる部位を検査する乳管造影法が行われます.嚢胞がある場合にはこれを穿刺して空気を注入する嚢胞充気法が行われることもあります.

超音波(エコー)

 乳房に直接超音波を当てて、内部から反射してくる超音波の変化を、コンピュータで画像に変換して見る検査です.おなかの中を検査する装置とは異なった、乳房検査専用の機器が用いられます.
 しこりの良性、悪性に対する質的な診断に有用であり、特に嚢胞の診断に絶対的なものです.ただし、非常に小さく手にも触れないくらいのしこりを発見するための手段としては、マンモグラフィーに劣ります.

サーモグラフィー

 乳房の皮膚の温度を測定して、腫瘍が良性か悪性かを判定する装置です.癌では皮膚温度が上昇し、良性腫瘍では上昇しないことを利用する検査法で、温度で色が変化する液晶を塗ったプレートを乳房に当てたり、赤外線カメラを用いて温度の分布を見る検査です.

検査結果を詳しく聞こう

 医師は、あなたのカルテやX線撮影のフィルムなどのさまざまな資料をそろえて、検査結果の説明をします.検査結果は、1異常なし、2良性疾患、3乳癌の三つに大別されます.
 良性疾患と診断された場合には、外来で摘出手術を受けることもありますが、手術が必要でない場合には、経過を観察することになります.この時、明快な説明がない場合には、今後の方針について詳しく医師にたずねましょう.自己検診だけでよいのか、医師の診察は次にいつ受ければよいのかなど、明確にしておきましょう.
 マンモグラフィーやエコー、細胞診、生検などの検査の結果から、癌であると診断された場合には、手術を勧められます.「初期の癌です」、「悪性の可能性が非常に高いです」などと言われた場合、「腫瘍の大きさはどのくらいなのか」、「どのような手術が必要なのか」、「手術以外の治療の方針はどうなのか」などについて聞いて、よく理解しておくことが必要です.
 「悪性でも必ずなおる」という強い意志を持って、今後の治療に自ら進んで全力をあげましょう.

 乳癌治療の基本は、なんといっても手術です.確かに女性にとって大切な乳房にメスを入れるわけで、大半の人は強い拒絶反応を示します.  直径1センチメートルの早期癌でも、癌細胞の数は一億を越えています.この癌細胞の中には、活発に活動しているものから、冬眠状態にあるものまでさまざまです.これらを一気に取り去ってしまうには手術が最も効果的なのです.手術は痛い、怖いというイメージが強いのですが、現在は麻酔の進歩で手術中の痛みは全く心配要りません.
 女性にとって手術より乳房の喪失ということが最も大きな痛手ですが、最近では乳癌なら乳房を全て切除してしまうという画一的な手術は行われなくなっています.美容的な側面に配慮して、最近増えているのが乳房温存手術です.当科では、癌のしこりが3センチメートル以下で、限局していて、乳頭から3センチメートル以上離れている場合、乳房温存手術が行われています.
 乳癌の手術は十人十色と言われるように、個人個人の癌の進み具合や、癌の性格などによって、それぞれ異なった手術法が選ばれます.乳房温存が無理な場合でも、たいてい、胸の筋肉を残す非定型乳房切除術が行われるようになった現在、乳房にこだわって手遅れになるのは、なんといっても悔しいことなのです.
 どうしても乳房喪失にこだわる人には形成外科的に乳房を再建することも行われます.これは自分の他の部位の皮膚・筋肉・脂肪などを利用する方法と、異物を挿入する方法があります.
 乳癌の治療には手術の他、放射線療法、内分泌療法、化学療法などがあります.これらの治療法は年々進歩が見られ、手術と組み合わせて行われます.手術はあくまでも局所療法なのですが、全身療法を組み合わせることによって、離れた部位への転移を防ぎ、手術も必要最小限にする努力がはらわれているのです.乳房温存療法が可能になったのは、こんな背景があるからなのです.

 乳房をさわっているうちに、妙なしこりや分泌物に気づく...大半の人が驚き、乳癌を疑うでしょう.しかし、実際には大部分が良性疾患なのです.もっとも、40歳を過ぎると乳癌の確率がだんだん高くなりますので、高齢者はまよわずに病院へ行くように心掛けることです.
 それをはっきりさせるのは、もちろん医師なのですが、自分ひとりでむやみに不安がることはありません.ここでは良性とよばれるいくつかの疾患について説明しましょう.

乳腺症

 真の腫瘍ではなく、乳腺のある部分に結節をつくるものの総称です.嚢胞を作り、この中に液体が入っているものが最も多いのです.35歳から50歳までに多く見られ、月経前になるとしこりが張ったり、痛んだりします.悪性のものと判別しにくいものもあります.
 乳腺症がある場合には、定期的な検査が必要です.閉経するとそのほとんどが、自然に姿を消します.

線維腺腫

 15歳から30歳の若い女性に多く見られる良性の腫瘍です.痛みはなく、クルリとした丸みを持ち、よく動き、ゴムのような堅さを持ちます.診断をはっきりさせるには、生検が一番確実ですし、25歳以上の人では用心のためにしこりを切除する方がよいでしょう.入院は必要ありません.

乳腺炎

 授乳中の女性に多い炎症です.痛みがあり、赤みを帯びた熱を持つしこりができます.原因としては授乳中に乳頭から細菌が侵入し、炎症を起こす場合がほとんどです.このような急性の症状を示さない慢性乳腺炎は乳癌との区別が難しいものです.

乳管内乳頭腫

 乳管の細胞がいぼのように増殖する疾患です.主に35歳から50歳の女性に多く発生し、症状としては、乳頭から血性分泌液が見られます.血性分泌液の大部分は乳管内乳頭腫に起因します.この場合は、乳頭腫のある乳管を手術で取り除けば問題ありません.

乳管拡張症

 閉経が近づいた女性に多く見られます.乳頭や乳輪直下の乳管が拡張し、細胞片や脂肪がたまります.そのため乳頭から濃く粘着性のある分泌物があり、下着を汚します.感染があると痛みも伴います.治療は乳頭腫と同じく、拡張した乳管を除去します.

モンドル病

 中年の女性、また男性にも見られる病気です.直径2〜3ミリ、長さ数センチぐらいの索状のしこりができ、痛みを伴うことがあります.診断は比較的簡単です.原因は胸部の静脈炎であり、放置しておいても自然に治ります.

 全く偶然の機会に、あるいは定期的な自己検診をしていて、もしも乳房に何らかの異常を感じたら、すぐ病院へ行くことです.ここでぐずぐずしていて時間を浪費するのは、自分自身に責任を持てない人とさえいえるでしょう.
 乳癌に対する検査、治療についての知識を持つことも、大きな意味があります.治療を受けるのは自分であり、病んでいるのは自分の体です.治療の進め方に少しでも疑問があれば、医師にたずねてはっきりさせるべきです.
 たとえば、自分でしこりのようなものを見つけて、病院では触診だけで異常なしと言われたとします.しかし、マンモグラフィーのことを知っていれば、自分から医師に対して「マンモグラフィーを受けたい」と言うべきなのです.異常なしということは、良性の病変はあるが癌ではないということなのか、良性の病変もなくて全く正常であることなのかを確認することが大切です.良性の病変といえども、乳癌のリスクファクターですから、定期的に検査を受けることが必要です.そのためにも、関係のある書籍やテレビなどで、最低限の知識は身につけて下さい.
 乳癌の5年生存率・10年生存率は少しずつ上昇を続け、いつかは100パーセントに到達する日がくるでしょう.その数字を作り出すのは医師かも知れません.しかし、それはかなり先のことです.当面本当に重要なのは、ひとりひとりの自覚と努力のほかはないのではないでしょうか.無知、無関心こそ、癌治療の大敵なのです.
 乳癌は自分で見つけることのできる癌です.自分で早期に見つけた癌と、全く偶然に見つかった乳癌とでは、予後が大変異なります.自分の乳房に大いなる関心と責任を持つことこそが、乳癌に勝つ姿勢といえます.