このページでは、震災および原子力発電事故に際し、子どもたちのケアに役立つ情報や私たちの行動についてお知らせてきました。
震災から3年以上が経過しましたが、震災時の活動報告と、災害に役立つ資料などについて、引き続きページを公開します。


報告書等
 日本小児科学会より「東日本大震災が岩手、宮城、福島の三県の小児と小児医療に与えた被害の実態と、それに対する支援策の効果と問題点についての総括」が出されました。
 日本小児科学会より、平成27年3月4日に、菅 義偉内閣官房長官、山谷えり子内閣府特命担当大臣(防災)にそれぞれ「
避難所の小児への支援に関する要望」を提出しました。

子ども・胎児に対する放射線被爆について
 2011年3月24日、日本産科婦人科学会より
「水道水について心配しておられる妊娠・授乳中女性へのご案内」が出されました。
 2011年3月25日、小児科学会・日本周産期新生児医学会、日本未熟児新生児学会から共同で
「食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定的な指標値100Bq/キログラムを超過する濃度の放射性ヨウ素が測定された水道水摂取」に関する見解が出されました。
 2011年3月25日、日本核医学会から見解
「微量に放射能汚染された飲食物の長期摂取に関して」が出されました。
 食品および水の摂取制限の暫定規制値、人体への影響、ベクレルとシーベルトの換算などについては、
食品安全委員会の報告書をご参照下さい。
 長崎大学 山下俊一教授と松田尚樹教授による
放射線関連の講演が視聴することができます。
 世界には自然放射線量が高い地域があり、この地域の研究をもとに、
低線量放射線と健康リスクについての報告書が電力中央研究所より出されています。
 大学ホームページに
「放射線Q&A」が掲載されました。

放射線被曝に対する安定ヨウ素剤の内服について
 日本核医学会から文書
「被災者の皆様、とくにお子さんをお持ちの被災者の皆様へ」が出されています。
 日本産科婦人科学会から文書
「妊娠・授乳中女性へのご案内(特に母乳とヨウ化カリウムについて)」が出ています。

子どもの救急について
 一般的な子どもの救急については、
 日本小児科学会ホームページの
「こどもの救急」をご参照ください。
 福島県小児医療確保方策検討会(会長:当講座元教授、鈴木仁)が作成した
「保存版:子どもの救急について」をご参照下さい。
 
福島県こども救急電話相談もご利用下さい。

被災地の避難所生活について
 日本未熟児新生児学会から
「被災地の避難所で生活をする赤ちゃんのためのQ&A(ご家族向け)」が出ています。
 厚生労働省より運営にあたる管理者や運営の支援に携わる方々向けに
「避難所生活を過ごされる方々の健康管理に関するガイドライン」が出ています。


災害に伴う急性ストレス障害・心的外傷後ストレス障害について
 非常に強い恐怖の体験を受けた小児は、心が混乱したせいで「急性ストレス障害」、長期化すれば「心的外傷後 ストレス障害」を起こすことがあります。
 
日本小児精神医学研究会の災害用ページから、「災害の後に生じる子どものストレス症状についての一般向けのリーフレット」「被災した子どもさんの保護者の方へ」「赤ちゃんがいらっしゃる方・赤ちゃんを預かる保育士の方へ」「学校の先生方へ」「被災した子どもさんのご近所の方へ」が閲覧できます。
 
「災害時のメンタルヘルス(日本小児精神医学研究会編)」がダウンロードできます。
 
「災害時の子どものメンタルヘルス対応のために(日本小児心身医学会編)」が閲覧できます。
 被災したこどもと家族を支える方々のために、神戸大学 高田哲先生、中村肇先生がおもに編集された
「乳幼児をもつ家族をささえるために」が閲覧できます。
 日本心身医学会、田中英高先生の
「震災や放射線が児童生徒への心身に与える影響について」が閲覧できます。
 日本子ども虐待防止学会より、
「社会的養護における災害時「子どもの心のケア」手引き(施設ケアワーカーのために)」が公開されています。
 日本小児心身医学会より、
「不安・不眠・夜泣きを訴える子どもへの薬剤リスト」が公開されています。
 

災害児の発達障害児・者支援について、自閉症の方の支援について
 
発達障害情報・支援センターによる、「災害時の発達障害児・者支援について」が公開されています。。
 災害の際に、自閉症の方はとっさに人と気持ちを交わすことが難しく、取り残される危険があります。日本自閉症協会より
自閉症の人たちのための防災・支援ハンドブックが公開されています。

災害時も母乳育児を続けることは重要です。
 母乳中の感染防御因子が被災者間で流行する可能性のある下痢やかぜから赤ちゃんを守ります。
 人工乳が必要のないお子さんは母乳のみで、人工乳が必要なお子さんには衛生面に十分配慮した支援が必要です。
 日本ラクテーションコンサルタント協会JALCから
「災害時の母乳育児支援について」の案内が出されております。

災害時、アレルギー児に対応するために
 日本小児アレルギー学会から、災害児のこどものアレルギー疾患対応パンフレット(
日本語版)(英語版)が出ています。
 災害派遣医療スタッフ向けに、
アレルギー対応マニュアルが出ています。

福島県立医科大学小児科学講座、および県内の小児科医は、被災されたこどもたちのケアのため、各避難所を巡回しました。
 2011326日付けの朝日新聞に「走る小児科医 避難所の命綱」という見出しで活動を取り上げていただきました。
 2011324日からは、病院内各診療科とチームを組み、県内で診療が必要な地区を巡回しました。
 また、その他、多くの県内小児科医が連絡をとりながら、各避難所を訪問しました。

 
避難所の診療を行う一方で、子どもたちに絵本を送る運動を、県内外の当講座出身の医師が行いました。
 2011年3月24日26日、県内の小児科医院や小児科外来から寄付していただいた絵本を、県や保健センターを通して各避難所に送りました。
 2011年3月28日から、当講座出身の医師が診療所を巡回しながら、絵本を送る運動を行いました。
 絵本は、県内の医師や病院・医院からの寄付の他、下記団体よりご提供いただきました。感謝申し上げます。
 日本国際児童図書評議会様、日本ユニセフ協会様、船橋ライオンズクラブ様、クリクリ様、メディカ出版様

sakura
ご意見、ご要望などありましたら、下記連絡先まで。