人文社会科学教室

Humanities & Social Sciences

 

 

教室紹介

 開学当初は,「人文科学教室」と「社会科学教室」の二本立てでしたが,1958年に,人文社会科学講座に統合されました。現在のスタッフは,末永恵子,福田俊章,藤野美都子の3人です。
 医療においては,現在,患者さんの尊厳を保障することが求められています。本学における医学・医療が患者さんの尊厳を守るものであるよう教育・研究を行うことを,当講座の使命としています。

 

研究活動

末永恵子は近世日本思想史を,福田俊章はカント倫理学を中心とした近世ヨーロッパの倫理学を,藤野美都子は日本およびフランスの社会保障法・憲法を,それぞれ主な研究領域としています。

 

教育活動

 現在,法学,倫理学,哲学,死生観の歴史,身体と病の思想史など人文科学8科目,社会科学8科目を開講しています。当講座は,人文科学および社会科学の学問領域のすべてをカバーする広い守備範囲を受け持っています。常勤の教員だけでは対応しきれないため,現在まで,福島大学をはじめとする多くの外来講師の方々にご助力をいただいています。
 2002年度には,1年生を対象とする生命倫理および2年生を対象とする医療と法を開講しました。さらに,2005年度には,4年生を対象に臨床倫理・先端医療と倫理を開講しました。

 

研究業績目録

末永恵子

 末永恵子著『烏伝神道の基礎的研究』(岩田書店・2001年)

福田俊章

 「理性の自己矛盾としての実践的二律背反」倫理学年報40号

 「『道徳法則の下なる意志』」と道徳法則の正当化」カント研究会編『自由と行為』(晃洋書房・1997年)所収

藤野美都子

 辻村みよ子・稲葉馨編『日本の男女共同参画政策』(東北大学出版会・2005年)

 植野妙実子・林瑞枝編『ジェンダーの地平』(中央大学出版部・2007年)

 

詳細情報

 

 

 

 

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