附属生体情報伝達研究所・生体物質研究部門
Department of Biomolecular Science, Institute of Biomedical Sciences
教室紹介
最近の医学・生命科学の進歩には目を見張るものがあります。生体情報伝達研究所は、ヒトの難治性疾患の病態解明や原因の探究を目的とした基礎的研究を行う研究機関として、平成6年4月に設立されました。生体物質研究部門は生体情報伝達研究所にある3研究部門のひとつで、主に生体情報伝達ネットワークの分子レベルでの解析や、各種疾患の分子レベルでの解明を目指しています。現在研究室は、研究・教育スタッフ4人、技師2人、大学院生5人(うち4人は臨床各科より派遣された院生です)で構成されています。研究成果を学会や社会に還元できるように努力していきたいと考えています。
研究活動
私達は長期間繰り返し細胞にもたらされる刺激、ストレスと言っても良いのですが、これがどのように細胞の正常な情報処理システムを変化させるのか、またゲノム情報に取り込まれていくのか、というテーマに取り組んでいます。現在、紫外線などを用いて、刺激に伴う情報伝達分子の変動を測定したり、ゲノムのメチル化・脱メチル化機構などを解析しています。これらの研究成果を毎年、生化学会、分子生物学会など国内の学会の他、国際学会で発表しています。一方、私達独自のテーマの他に、整形外科、泌尿器科、第二内科(リュウマチグループ)、眼科から大学院生を受け入れ、共同で、リュウマチ性関節炎、膀胱平滑筋細胞の増殖、網膜症など、細胞増殖性の病態解明に取り組んでいます。
教育活動
我々の研究室は従来の講座とは異なり、共同研究を積極的に行い、基礎、臨床の枠組みを越えて各種病態のメカニズムを解明することも目的の一つとしています。このような背景から、学内の若手研究者、大学院生等を積極的に受け入れています。これまでに、学内の臨床7科から大学院生8名が研究チームの一員として研究に参加してきました。一方、私達の研究部門は教育組織上大学院医学研究科に属しますが、学部教育にも積極的に参加し、基礎特別講義、英語セミナー、基礎上級、生化学講義・実習の一部を担当しています。特に基礎上級では、学部学生に一ヶ月間にわたり我々の研究に参加してもらい、実際の研究を体験してもらっています。
詳細情報
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