FUKUSHIMAいのちの最前線
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58 その福島第一原発で発生した事故は、我が国で誰ひとり経験したことのない、対処法も確立していない深刻な出来事です。しかし、連日報道されておりますとおり、自衛隊や東京消防庁の方々が駆け付け、さらに多くの人たちが事態の早期収束に向けて全力で取り組んでおります。 県内の医療関係者を始め、県民の皆さんにおかれましては、いたずらに不安を抱いたり、不正確な情報に惑わされたりすることなく、ぜひ正しい知識に基づく冷静な判断をお願いいたします。 福島県民にとって、今、そしてこれからがまさに正念場です。しかし、どんな困難も克服することができる知恵と勇気と不屈の精神が、本県民には備わっています。どんなに長くても夜は必ず明けます。本学も全力で県民の医療を支えてまいります。持てる力を結集し、一日も早い復興に向けて、そしてより強靭な社会を築くため、前に向かってともに歩を進めてまいりましょう。平成23年3月23日公立大学法人福島県立医科大学 理事長兼学長 菊地 臣一 附属病院長 村川 雅洋■“Inside Fukushima Medical University: What is happen­ing in the midst of disaster?”■条件付一般競争入札(平成23年度上期精米)の実施日を無期延期とします。■福島県立医科大学新規採用職員事務説明会の中止について 福島県立医科大学附属病院は3月24日㈭より、全ての診療科で外来診療を再開します。なお、当面は当日の予約患者のみの対応といたします。 附属病院ホームページ http://www.fmu.ac.jp/byoin/index.php■福島医大病院を受診される方に■小児科学講座ホームページに「震災特別ページ」が開設されました。子どもたちのケアに役立つ情報等を掲載しています。■本学敷地内の外気放射線量リアルタイム計測値の公開について(Radiation levels in the open air at Fukushima Medical University)■大学院医学研究科学位論文審査申請の受付期限を変更します。■平成22年度学位記授与者への、学長からのメッセージを掲載しました。■「学長からの手紙」に本学関係者及び医療職の方々へのメッセージを掲載しました。2011.3.242011.3.25

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