FUKUSHIMAいのちの最前線
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付 録FUKUSHIMA いのちの最前線5892011年3月27日〜2011年6月22日◦中部電力が政府による浜岡原発の全面停止要請の受諾を発表10日◦福島第一原発から半径20㌔圏内の警戒区域内への一時帰宅が、川内村をトップに始まる11日◦天皇、皇后両陛下がご来県。福島市のあづま総合体育館の避難所を訪れ、避難者を激励。相馬市の避難所も訪問14日◦中部電力が浜岡原発5号機の運転停止15日◦計画的避難区域に指定された飯舘村と川俣町山木屋地区で、住民の避難始まる◦東京電力が福島第一原発1号機でメルトダウンが起きたのは、地震発生から16時間後の3月12日午前6時50分ごろとの暫定評価を発表20日◦福島、岩手、宮城3県で地方選を9月まで延期できる改正特例法が参院本会議で成立◦県が東日本大震災復旧・復興本部を設置◦東京電力が、純損益で1兆2473億円の赤字を計上した2011年3月期連結決算を発表。清水正孝社長が引責辞任し、西沢俊夫常務が社長に昇格する人事も明らかに21日◦東京電力が同原発3号機から海に放出された放射性物質の総量を20テラベクレルと発表◦菅直人首相、中国の温家宝首相、韓国の李明博大統領が本県を訪問。福島市のあづま総合体育館の避難所を訪れ、避難者を激励22日◦日中韓首脳が共同記者会見。震災復興や原子力の安全強化などでの連携を明記した首脳宣言を発表24日◦東京電力が福島第一原発の2、3号機もメルトダウンを起こし、原子炉圧力容器損傷の恐れもあるとの解析結果を発表27日◦文部科学省が、本県の小中学校などの校庭で毎時1マイクロシーベルト以上の放射線量が測定された場合、表土除去の工事費用を国が補助すると発表28日◦東京電力が事故直後に福島第一原発周辺で得られた未公表の放射線量データを発表。最高は3月17日午後3時55分の事務本館北の毎時3699.0マイクロシーベルト30日◦文部科学省は飯舘村で、3月23日から5月29日までに観測した積算放射線量が20㍉シーベルトを超えたと発表◦東京電力は、福島第一原発事故の作業に当たった男性社員2人が、被ばく線量限度の250㍉シーベルトを超えた恐れがあると発表31日◦原子力損害賠償紛争審査会は、原発事故の賠償範囲を定める第2次指針を決定。農水産物の風評被害は、4月までに出荷制限を受けた地域の食用全品目が対象6月1日・国際原子力機関(IAEA)の調査団が福島第一原発事故の調査報告書素案を日本政府に提出2日◦自民、公明、たちあがれ日本の野党3党が「国難の時に明確な指針を示せないまま迷走を続けている」などとして衆院に共同提出した内閣不信任決議案が反対多数で否決6日◦経済産業省原子力安全・保安院は福島第一原発1〜3号機がメルトダウンしたとする評価結果を発表8日◦本県、岩手、宮城3県での地上デジタル放送完全移行を最長1年延期する特例法案が参議院で可決、成立9日◦伊達市が小中学校や幼稚園などの計約8千人の児童、生徒らに線量計を配布すると発表14日◦文科省は福島第一原発から西北西29キロの浪江町下津島で、3月23日〜6月13日に観測した積算の放射線量が20㍉シーベルトを超えたと発表。20㌔圏外で3カ所目15日◦県の有識者会議「県復興ビジョン検討委員会」が「脱原発」の姿勢を鮮明にした基本理念の修正案をまとめる16日◦政府の原子力災害対策本部は放射線量が局地的に高い「ホットスポット」と推定される地点について、住居単位で「特定避難勧奨地点」に指定すると発表17日◦秋篠宮ご夫妻が来県し、いわき市錦町の南の森スポーツパーク内の避難所で、避難住民を激励。アクアマリンふくしま、平薄磯地区もご視察18日◦県民健康管理調査検討委員会が原発の事故を受けての健康調査の概要を決定。浪江町、飯舘村、川俣町山木屋地区の住民約2万8千人を先行実施◦海江田万里経済産業相は、福島第一原発の事故を踏まえて全国の原発に指示した追加安全対策が実施済みであることを確認したとして、定期検査を終えた原発再稼働を認めるよう要請する方針を表明20日◦被災地支援のため東北地方の高速道20路線で被災者ら対象の無料化が始まる◦震災からの復興の基本理念や枠組みを定めた復興基本法が参院本会議で可決、成立。復興計画を実施する「復興庁」の早期設置も明記◦原子力損害賠償紛争審査会は、国の指示による避難生活者に東電が支払う精神的損害への賠償を年齢・世帯構成にかかわらず事故後6カ月間は1人月10万円を目安とすることを決定21日◦政府は本県など被災地を対象とする「復興交付金(仮称)」を創設する方針を固める22日◦飯舘村が福島市飯野町の市飯野支所に「飯舘村役場飯野出張所」を開設。菅野典雄村長が2年後には村民の一部を戻す目標を発表◦NHKは2013年放送の大河ドラマに、本県が舞台で、同志社

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