FUKUSHIMAいのちの最前線
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第5章次世代へ伝えるFUKUSHIMA いのちの最前線529 本学の職員や関係者のこれまでの働きぶりは見事の一言に尽きます。皆と共にこの場に居ることを天の配剤と、本学の責任者として心から感謝しています。 我が国の誰も経験したことのない原発事故は、医療人として不安がないと言ったら嘘になります。 しかし、本学のスタッフには不安や恐怖を正しい知識と冷静な判断で克服し、決然として前に進む勇気があることを確信しています。「どんなに長くても夜は必ず明ける」「どんな雲でもその端には光がある」という先人達の叡智を信じて頑張って下さい。 本学に集う人々が、県民や国民の期待に応えられる知恵と勇気を持っていることは、これまでの行動で示すことができました。 これからも本学が原発事故の医療対応のリーダーとして、先頭に立って歩んで行ってくれることを確信しています。福島県立医科大学 学長 菊地 臣一2011年3月22日 本学ホームページ コラム 「学長からの手紙〜医師としてのマナー〜」から

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