FUKUSHIMAいのちの最前線
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486刻々と変化する状況の中で被災者に必要とされる医療および看護の専門知識を提供することであり、その能力を最大限に生かして被災地域:被災者の為に働くことである。したがって、被災直後の災害救急医療から精神看護、感染症対策・保健指導など広範囲にわたり、災害急性期における被災者、被災地域への援助だけでなく災害すべてが災害看護の対象となる。現在は、緊急被ばく医療から慢性被ばく医療にシフトした。低線量被ばく下における健康影響が課題(世界的にもデータがない)、「放射線被ばくコミュニケーション」から「放射線健康リスクコミュニケーション」にがんでも健康、低線量被ばくでも健康に「その人らしく生きる」を目指す、支援する。兵庫県立大学大学院看護学研究科/地域ケア開発研究所21世紀COEプログラム<がん看護ケア方法の開発プロジェクト>震災後のがん医療の現状

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