FUKUSHIMAいのちの最前線
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第4章患者救済に奔走した活動記録〈論文・研究発表〉FUKUSHIMA いのちの最前線295トップのリーダーシップを問うしたときに、国民や地域の住民はだれも辞めろとは言わないはずです。なぜかというと、そこに向かってみんなが頑張るからです。デッドラインを越えても、そのときにはなぜうまくいかなかったかという理由がわかります。納得できない理由であればそれは責任を取らざるを得ませんが、納得できる理由であればだれも責任は問いません。やはり政治家など組織の上に立つ人間は、明確な目標と工程表を最初から示すべきです。それは時々刻々と変化していいのです。なぜ変化したのかを明確にメッセージとして発していけばいいのです。それが一番大切であるような気がします。�※次号へ続く (聞き手 盛 宮喜)

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