FUKUSHIMAいのちの最前線
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244福島医大被ばく医療班の取り組みう勉強をしてもらいたいと思っています。 まとめです。原発作業者に対して緊急被ばく医療の備えをしていますが,これまではそれが不十分だったと反省しています。そして危機介入者に求められていた心のケア,放射線のケアを行って,さらに原発の周辺住民に対して情報提供,リスクコミュニケーションをまだ何もできてはいないのですが,一生懸命もがいてやっているという状況です。そして今は緊急被ばく医療から日常的・恒常的被ばく医療に移行しつつあります(図25)。 最後に被ばく医療のあり方に対する問題点と対策を図26に示します。 今日は原発作業者の医療の問題,危機介入者の医図26 被ばく医療の在り方に対する問題点と対策図24 将来への希望図23 内部被ばく評価:WBC利用案(宮崎案)図25 緊急被ばく医療から,日常的・恒常的被ばく医療へ

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