FUKUSHIMAいのちの最前線
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14077名中29名(38%)だった。サービスについては3月にホームページ及び大学のWeb掲示板でも周知したのだが,現場の職員にとって緊急事態にデータベースを見る余裕がないことは容易に推測できる。 原発事故後,「フクシマ」は図らずも世界的に有名になってしまい,事故の収束には長い年月がかかるといわれている。福島県では全県民を対象とした放射線被曝の健康調査が計画されており,長崎・広島両大学のサポートを受け,本学がその調査・研究の中核を担うことになった。 医学図書館として,今回図書館として何をすべきだったのか,新たな使命を持つことになった県・大学に対し今後何が貢献できるのか,重い課題ではあるがこのことを常に念頭に置きながら,できることから一つずつ積み重ねていきたい。 最後に,これまで被災地を支援してくださった皆様,お見舞いの電話・メールを頂いた皆様,および原発事故で福島が敬遠される中,当センターに足を運んでくださった皆様にこの場を借りて心より感謝申し上げます。参考 URL1)週刊医学界新聞第2932号特集:そして研修は続いてゆく福島医大のポスト3.11[internet]. http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02932_01[accessed 2011_07_06]2)福島県立医科大学附属学術情報センター図書館[internet]. http://www-lib.fmu.ac.jp/[accessed 2011-07-06]3)被災学生に対する非被災地の大学図書館によるサービス[internet]. http://www45.atwiki.jp/savelibrary/pages/52.html「accessed 2011-07-06」4)被災者への医療支援のため無料公開されているサービス(東邦大学メディアセンター)[internet]. http://www.mnc.toho-u.ac.jp/sv/emservice.html#emresource [accessed 2011-07-06]5)福島県医療機関図書室協議会[internet]. http://www.fmu.ac.jp/home/lib/kibitaki/index.html[accessed 2011-07-06]福島医大の震災レポート

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