【基本的なMnewsの使い方】(Space Q)


Mnewsの起動

prompt> mnews -m [Enter/Return]
と入力すると以下のような画面が現れ,Mnewsを起動できます。(ここで、"prompt>" は使用しているhostのプロンプトです。使用しているhostや環境によって、プロンプトが異なり ますので注意してください。)

図1 Mnewsの起動画面

カテゴリーの選択

ここでBOARDはこのシステム内で使える掲示板,MAILは"mailx"で読んだメール("mbox"というファ イルの中に格納されているメール),RMAILは"mule"を使って読んだメール("RMAIL"というファイルの 中に格納されているメール)が入っています。それぞれのカテゴリ(BOARD,MAIL,RMAIL)にカーソルを 合わせてSpaceを入力することで,それぞれのカテゴリを開くことができます。

メールを読む

MAIL,RMAILのカテゴリを開くとそれまでに自分のところに届いたメールの一覧が表示されます。読 みたいメールにカーソルを合わせてSpaceを入力すると,メールの内容が表示されます。一画面に 表示しきれないような長いメールは,Spaceを入力することでその続きが読めます。メールが読み 終わったら,"q"を入力すると,メールの一覧が表示されているところ(カテゴリ)に戻ります。この ように,Mnewsでは"q"を入力することで,上位のカテゴリに戻ることができます。

メールを出す(メールの送信)

メールを出すときは"m"と入力します。まず「主宛先(to)を入力して下さい:」と要求してくるので送り 先のメールアドレスを入力してください(図2)。複数の人に同じ内容のメールを送りたいときは, ここで,複数のメールアドレスを","で区切ることによって可能です。次に、Cc:のアドレスが自分のメ ールアドレスになっている事を確認して[Enter/Return]を入力してください。その後、「題名(Subject) を入力してください:」と要求してくるので、適当に入力して(ここではSubjectは半角英数字で入 力して下さい),[Enter/Return]を入力すると、メールを書く画面(muleの編集画面)が起動しメールを
図2.メールの送信

図3.muleの編集画面

書く事ができます。メールの内容は必ず "--text follows this line--" より下に書いて下さい。メールを書 き終えたら"C-x C-c"と入力すると
Save file /home2/yoshida/.message? (y, n, !, ., q, C-r or C-h)
と云ってくるので、"y"と入力します。更に
signature ファイルをつけますか?「Y/N」:
という問に対して"y"で答えます。すると、メールの内容を確認する画面が現れますのでSpaceを入 力します。すると
記事を送信してよろしいですか?[Y/N/E(dit)/M(ime)]:
と尋ねてきますので、入力キーには、そのまま送信して良かったら "y"、 書き直したいときには "e"、やっぱり送信するの を止めたいときには "n" のどれかを入力します。

返事の送信(Reply Mail)

自分宛に届いたメールに返事を出すには,"r"または"R"を入力すると、返事を書く画面(muleの編集画 面)が起動しメールを書く事ができます。このとき,"To: "・"Cc: "・"Bcc: "・"Subject: "の欄は自動的に つけ加えられます。ただし,ここで気を付けなければならないのが,メールの返事を出す相手先です。 自分宛に届いた同じメールが別の人にも送られている場合(届いたメールのTo:又はCc:の欄に自分以 外の人のメールアドレスが書かれている場合),返事の"Cc: "の欄に本当に返事を出したい人以外のメ ールアドレスが書かれていることがあります。"Cc: "の欄には本当にメールを出したい人だけを残して 置いて,余分なメールアドレスは消しておきましょう。関係のない人に関係のないメールが届くのは, メールを受け取る人にとって迷惑です。

Mnewsの終了

何度か"q"を入力すると,Mnewsを終了することができます。
以上でMnewsの基本的な使い方をマスターできるはずです。基本は"Space Q" つまり,「Spaceで 選んで "q"で終わる」です。