福島県急性心筋梗塞発症登録調査

 厚労省が発表している統計によりますと、福島県の心筋梗塞による死亡率は、残念ながら男女とも全国で5位と上位に位置しています。今後、県内の心筋梗塞の治療体制を確立し、心筋梗塞による死亡率を下げることは、県内の医療関係者が取り組むべき課題であると考えています。しかし、厚労省のデータは各市町村の死亡診断書をもとに作成されたものであり、急性心筋梗塞の正確な診断に基づく発症患者数、人口あたりの発症率、治療法、死亡原因、リスクファクターなど、急性心筋梗塞の実態と詳細についてはデータがありませんでした。
 県内では約10年前から、冠動脈インターベンションに携わる医師の研究会であるCoronary Intervention Conference (CIC) の世話人会のメンバーの所属施設において、1999年からAMIのアンケート調査を実施してはおりましたが、各施設とも診療業務が多忙なこともあり、実際の症例数の10〜20%程度しか把握できていないのが現状でありました。
 そこで、2009年1月より福島県全体の急性心筋梗塞の実態の把握、治療成績の向上を目的として、福島県保健福祉部(次長 長澤脩一先生・当時)、福島県医師会(会長 小山菊雄先生・当時)、福島県病院協会(会長 太田保世先生・当時)のご賛同をいただき、福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座を事務局として、県内全体の施設において、急性心筋梗塞の発症登録調査を行うことと致しました。集計データは公開とし、随時更新していく予定でおります。

2015年の集計結果スライドを公開致しました。
調査の詳しい内容は参加施設の方たちのみの公開としております。To member