クロマトグラフィー(液体、ガス)

クロマトグラフィーとは、未知の物質に対して固定相内を移動するスピードにより分離する分析法です。固定相は一般的にカラムと呼ばれ、分析目的によって使い分けます。物質を移動させるために流すものを移動相といい、この移動相が液体のものをLC、気体のものをGCと呼びます。カラム内を移動した物質は、出口にある検出器に着いた順に山型に記録されていきます。試料注入から山型の頂点までの時間で定性を行い、山型の高さや面積によって定量を行います。これらの装置を使って、生体内のバイオマーカーや環境中の様々な有害物質を測定することができます。(画像をクリックすると拡大画像が表示されます)

液体クロマトグラフィー(LC: Liquid Chromatography)装置
液体クロマトグラフィー(LC: Liquid Chromatography)装置
ガスクロマトグラフ質量分析(GC/MS: Gas Chromatograph Mass Spectrometer)装置
ガスクロマトグラフ質量分析(GC/MS: Gas Chromatograph Mass Spectrometer)装置