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Window Method を用いたビデオレビュー振り返り

2018/04/20

「コレ、いいですね。最初は嫌だったんですけど、やってもらって良かったです」


総合診療医(家庭医)の研修の手法の1つに、ビデオレビューがあります。患者さんのご協力のもと、実際の診療をビデオに録画して、指導医・同僚と振り返る方法です。

 

喜多方市地域・家庭医療センターでは、4月から新たな取組として、Window Method を用いたビデオレビュー振り返りをはじめました。

 

参考:Neighbour R, Larsen JH. The windows method: a fresh approach to video case discussion. Educ Prim Care. 2017 Mar;28(2):111-114. doi: 10.1080/14739879.2016.1228433. 

 

初回は指導医の事例を見て実施方法を確認し、2回目は専攻医の事例でのビデオレビューを実施しました。

 

Window Method のワークシートを使って実際にやってみると、学習者が責められたり辛く感じたりするセッションにはならず、参加者全員が前向きに考えていける手法でした。

 

専攻医への効果はもちろんですが、指導医も普段の診療を振り返る機会を作ったほうがいいと考えて、専攻医が月2回、指導医(2人)がそれぞれ月1回のペースでやっていく予定にしました。

 

これから、どんなことを学べるか楽しみです!


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