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飯舘村 ごちゃまぜ IPE

2018/02/06

地域・家庭医療学講座 講師の菅家です。今日は私が関わっている取り組み「飯舘 ごちゃまぜ IPE 」のお話です。

 

2月4日付 福島民報 2面にシンポジウムの様子が掲載されました。

Web版 http://www.minpo.jp/news/detail/2018020448933

 

飯舘村は福島第一原子力発電所の事故後に放射線量が上昇し、住民の皆さんは避難を余儀なくされました。2017年3月31日に村内のほとんどの避難指示が解除され、飯舘村に戻って生活する方もいますが、まだまだ戻る方は多くありません。

 

そんな飯舘村において、医療系を中心とした学生たちが住民の皆さんと接点をもち、一緒に考える取り組みが「飯舘 ごちゃまぜ IPE」です。IPEとは Interprofessional Education 多職種連携教育のことで、医療業界では注目されている教育方法です。様々な職種の学生の混合チームをつくり、課題解決型の問題に取り組むことでお互いの職種の特性を学んだり、コミュニケーション能力を身につけたりすることを狙いとしています。

 

2017年春から、学生たちに飯館村を訪問してもらい、村の状況や住民のお話から現在の問題点を考え、これからの飯舘村にどう役立てるか、を真剣に考えてきました。今回のシンポジウムはその1年間の経過を紹介し、今後に繋げていくための会になったと思います。

 

外から若者が継続的に関わり、若者自身の学びにもなりつつ、住民の皆さんにもプラスの影響がでてくれればと期待しています。私も今後も関わり続けていきたいと思いますので、今後の展開をまた紹介していきたいと思います。


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