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祝! 9期生研修修了祝賀会 & 博士課程学位授与式

2018/03/21

春分の日、福島には雪が舞っています。

春は節目の季節。当講座でも2つの節目が訪れました。

 

3月17日、郡山市で開催されたのは「福島県立医科大学 家庭医療学専門医コース 第9回 研修修了祝賀会」です。当講座では毎年、専門研修の修了を祝っての祝賀会を開催しています。今回で第9回目となる今年は、藤原 学 先生、山内 健士朗 先生の2人が研修を修了しました。

 

午後に開催された Family Medicine Resident Forum では、恒例の「研修修了プレゼンテーション」で、2人の研修修了生がこれまでの研修を振り返っての思いの丈をぶつけてくれました。

 

藤原先生は、自治医科大学卒後9年間の高知での経験から、福島へ異動したときの思い、そしてこの3年間での学び、家族ができ、マスオさんになり、というライフスタイルの変化、そしていわきという地で求められることに対応したいという熱い思いを話してくれました。

 

山内先生は、初期研修時代からの「へき地」勤務への思い、義務として赴任した只見町朝日診療所での葛西教授との出会い、そこで働く家庭医たちから学んだこと、震災の被災から立ち直りきっていない浜通りの現実を目の当たりにしての思いを語ってくれました。

 

夜には2人が研修でお世話になった施設の方々にも遠路お集まりいただき、修了祝賀パーティを催しました。温かい雰囲気の中、楽しいひとときを過ごすことができました。

 

2人はこれからも当講座の仲間として一緒に学び、実践していってくれます。修了おめでとうございました!

 

〜〜

 

そして3月21日。福島県立医科大学の学位授与式が挙行されました。当講座では、増山 由紀子 先生が博士の学位を授与されました。

 

増山先生は埼玉県に移られていますが、当講座での家庭医療研修中から大学院に在籍し、研修医のセルフ・エフィカシー(自己肯定感)に関する研究を続けてきました。今年度、研究成果が学位認定にあたると判断されて博士(医学)が授与されました。

 

仕事、学会活動、出産、子育てなど多忙を極める中、こうして成果を形にしてきた増山先生の努力は本当に素晴らしいと感じます。今後は当講座の博士研究員として、研究に今後も関わってくださる予定です。増山先生、おめでとうございました!

 

ということで、節目の2つの報告でした。4月にはまた新たな出会いが・・・。雪がやんで、春が来るのが楽しみです!

 


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