【参加者】 福島高等学校 計46名 (1年生23名 2年生21名 3年生2名)
       福島県立医科大学 教員、医学部生 (18名)
一日の予定や班分けについて医大生から説明しました。

     

早速、班ごとに分かれて、施設見学に出発です

     

●PET-MRI、PET-CT 日本導入第1号機のPET-MRIを見学
    
                              磁力の強さにビックリ!

●被ばく医療棟 2011年3月、放射線災害医療の最前線の一つがここでした
    
   放射能汚染された患者さんの救急医療って?

●ドクターヘリ、救急車 乗ること自体が貴重な体験
    
   もっと雑然としているイメージだったけど、中は意外とシンプル、という感想も

●ダヴィンチ 最新型のダヴィンチが医大にはあります
    
   生徒 : 質問じゃないですけど・・・操作させてください! 
   先生 : ・・・ゴメンナサイm(_ _)m 
  という一幕も

      
      すっ、すごい!!!

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テーマ : 「医療人とはなんだろう」
午後からは6−8人の小グループ、計8班に分かれ、医大生が1−2名付いてディスカッション。医療人ってそもそもどんな人を指すのだろう、どんな医療人が求められているのか、どんな医療人になりたいのか、それはなぜ?、そのために自分は何をしなければならないだろう・・・

     
   話は尽きず、あっという間に予定時間を延長、2時間たってもまだ議論は続きました

自分たちなりの考えをプレゼンテーション

    
   思ったように言葉にならなくて「プレゼンって、意外に難しいですね」

1班 医療人に必要なのは「元気」「コミュニケーション」「信頼」の3つ。
医療分野に限らず幅広い情報に接することが必要だと思う。
2班 医療訴訟問題とか気にせず、どのような時でも患者さんと同じ視点に立てるような医師になりたい。
3班 総合病院と街の病院の役割の違いを書き出し、そこから自分の目指したい医療人の姿を模索。態度(人間性)を磨くか、技術習得を優先するか悩む。
4班 信頼される人、伝えるべきことを伝えられる人、人間関係をうまく作れる人、でかつ、医療技術を身につけることで医療人たり得るのでは。そういう医療人になりたい。
5班 自分の中にある殻を打ち破ることが必要。そのために世界観の変わる体験をするのが良いのでは。バンジージャンプとか?!大切なキーワードは「おもいやり」
6班 健康を守るのが病院。ならば病院を支える人は皆医療人。ならば、売店で花を売る人も医療人ではないかと思う。必要ではなくてもたくさんの薬を処方して患者さんが安心する医師がいい医師だろうか?
7班 人は誰でもミスをする。医療人のミスは「技術」「知識」「態度」のどれかに問題があると思う。これを克服するには努力、努力、努力、最大限の努力しかない!
8班 相手のニーズを把握すること、最先端の科学を学ぶこと、技術を磨くこと、医療人に求められる要素はこの3つだと思う。ただ最先端技術はリスクが大きく、最先端だからと選択することには疑問を感じる。

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医大の教員、医大生、福島高校の先生方から、講評が行われました。
どれも、私たちも考えさせられる提案や発表ばかり。
おかげで私たちも、改めて医療人としての役割を認識する良いきっかけとなりました。

    

    


テーマ : 「福島の医療の砦として、これからの医大の医療体制」
講 師:福島県立医科大学 副理事長 竹之下誠一

福島県立医科大学がこれから目指していく道筋を講演。皆さんが入学する頃に向けて医大がどのように変貌を遂げようとしているのかをDVDを見ながら説明しました。
「福島で生きること自体が、世界のアドバンテージとは思わなかった」 、「ふくしま国際医療科学センターで活躍したい!」といった声が聞かれました。

      


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