《講義》 震災後の双葉地方広域市町村圏組合消防本部の活動
 講師 : 遠藤 朗生(富岡消防署)

 
感想(抜粋)
・消防という普段ではあまり表舞台に立たない存在の努力や仕事がわかり、ただただ感動した。消防士の苦労だけじゃなく、人間が集まってなす強さも学ぶことができて有意義でした。

・震災時の消防士の活動を聞いて、自分や家族も被災者の中、人を助ける大変さ、いつまで続くかわからない不安、仲間が減っていく恐怖など、いろいろな感情があることを知った。食べ物もろくにない中、救助を行う消防士の働きがあったからこそ今の生活があるのだと感じた。


《見学》 楢葉→富岡焼却場横→夜ノ森→大熊→請戸→小高

 

感想(抜粋)
・実際に津波にあった家やさら地となったところなど、筆舌つくせない光景もあったが、線路や焼却場など人智や人の努力がもりこまれた政策が実施されており、復旧、復興の確かな力を、人間の底力を感じることができた。

・津波や地震のあとを実際に見ると、その境界がはっきりとわかり、その凄惨さを感じました。また、場所ごとの線量の違いなども興味深く、除染の様子も見れてよかったです。


《講義》 避難所〜帰村を通しての保健活動
 講師 : 猪狩 恵子(川内村保健福祉課) 

 
感想(抜粋)
・保健師という、地域を支えるキーパーソンの重要な話や仕事の哲学を聞くことができた。自己満足でなく、本当に必要とされている支援を考えて、災害対策を行うことが大切であることがわかった。

・住民に何あったら、その問題を解決しなければという使命感で震災後働いていたという言葉に感銘を受けた。私だったら、その場から逃げたくなると思う。しかし、保健師さんは自身も被災者であるにも関わらず、過酷な状況で手探りでも震災と闘っていて凄いと思った。