専門疾患の説明



腎臓疾患

たん白尿、血尿などの精査、慢性糸球体腎炎、急性糸球体腎などの精査および治療、末期腎不全の管理、人工腎透析の導入などを行っています。腎臓の病理学的診断のために1週間ほどの入院にて腎生検も行っています。


内分泌疾患

頻度的に多い甲状腺疾患(甲状腺機能亢進症、低下症など)や脳下垂体機能異常に伴う内分泌疾患、副腎疾患などの精査および治療を専門のスタッフが行っています。また、内分泌疾患による高血圧のスクリーニング、最近散見される副腎腫瘍の内分泌学的精査も行っています。その他、成長障害や肥満に伴う無月経の精査、治療も行っています。


高血圧

動脈硬化症の原因となる高血圧の精査および治療を行っています。高血圧の治療にはその成因により最新の最も適切な降圧剤を用いるようにしています。合わせて、高血圧の合併症である動脈硬化症や心機能、腎機能障害の予防と早期発見にも努めています。


糖尿病/代謝疾患

最近急速に増えてきている糖尿病の治療の目的は血糖の適切なコントロールと合併症の予防です。そのため、糖尿病の成因に基づいた治療と合併症の早期発見、精査、治療を行っています。わかりやすい糖尿病教室、栄養相談、糖尿病教育入院などの教育システムをはじめ、合併症に関しては眼科や腎臓専門スタッフとも連携しながら治療を進めています。今年から発足した糖尿病療養指導士の協力も多大です。
 また、動脈硬化の原因となる高脂血症や痛風を引き起こす高尿酸血症などの体の成分(糖、蛋白、脂肪)の異常で起こる病気(代謝疾患)は何でも扱っています。健康診断で、血糖、脂肪(コレステロール、中性脂肪)、尿酸の値で異常を指摘されたら、ご相談下さい。