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救急医療学講座

Department of Emergency and Critical Care Medicine 

救急医療学講座Offcial     第20回日本航空医療学会  

                                                              

 

 

教室紹介

 救急科は、県民に対する救急医療サービスの充実および向上を目的に、福島県立医科大学附属病院・高次救急センターの運営・整備強化を担う診療科として新設され、平成5年10月1日から診療を開始している。現在のスタッフは部長、副部長をはじめとした7名の専任の他、他科兼務の3名、専攻医2名の合計12名にて構成されている。現在は①高度救命救急センターの運営・診療はもちろん、②救急搬送システムの確立、③天災・人災に対する災害医療の整備を重要課題として取り組んでいる。

 平成22年度より、救急医療学講座として充実した学生教育も行っている。

研究活動

 福島県は燧ヶ岳を始めとする山々を有していることもあり、県内全域を対象とした救急患者に対してのヘリコプター搬送システムの確立を目指し、ヘリコプター搬送時のデータ収集・解析および訓練を積極的に進めている。また、ウッタイン様式に基づきデータの収集を開始し、救命等の向上を目指している。一方、センター内に設置されているhelical CT装置を用いて、特に脳血管障害(くも膜下出血)に対し3D-CT angiographyを作成し、診断精度に著明な成果を挙げるだけでなく、学会報告ならびに論文発表を行っている。

 

教育活動

 第4学年時に救急医学総論・各論の講義を行う他、第6学年BSLアドバンス・コースでは、救急センター内で症例に基づきながら、広範囲における救急疾患の診断・初期治療を習得させている。
 卒後研修としては救急患者全般にわたり適切な初期治療が行えるよう、指導医がマンツーマンで指導にあたりながら1ヶ月毎に研修成果を評価し、3ヶ月で履修できることを目的とする。
 災害医療に関しては福島県の基幹病院としての役割を期待されており、市民・救急隊・医療従事者等の教育および訓練において中心的な役割を担っている。

 

詳細情報

 

 

 

 

 

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