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保健医療交流事業 (講演会) レポート

笑いと健康について (新地町・平成29年7月6日)

7月6日(木)、新地町が委嘱している健康づくり推進員を対象として「笑いと健康について」を演題に講演会を開催しました。講師は、本学疫学講座の大平哲也主任教授が務めました。

副題が「笑ってストレス解消!生活習慣病・認知症予防」ということで、ストレスの認識から講演が始まり、男女のストレスの相違や、日本人の仕事上での一番のストレスなど、その豊富な統計資料などから導き出された傾向を面白く、わかりやすく講演しました。

また、ストレスとうつ病や脳卒中、心筋梗塞との関連性も講演し、それに対する「笑い」の重要性を説明しました。 笑いの知識として「笑いの学会」が存在することやロゴマークも存在することなど、さらに笑いという身体的動作とともに発声(笑い声)することが、笑いの定義であることも講演しました。

講演会の後半は、「笑いヨガ」の実践で、実際に聴講者も参加して笑いヨガが行われました。
はじめは、強制的に笑い声を出していましたが、段々と打ち解けあって参加者同士で話も弾み、次第にリラックスしている姿が見受けられました。


最後に、人と接しているときが、一番笑っているときであり、家族と話をすることの大切さや社会的な交わりの重要性を説き、笑いを増やすように努めることが、生活習慣病や認知症予防につながることと説明しました。

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