FUKUSHIMAいのちの最前線
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高度医療緊急支援チーム20〜30㎞圏内在宅患者支援チーム対象避難所など(活動範囲を県内全域に拡大)構成・エコノミー症候群、循環器疾患、こころのケア、小児・感染対策のリスク症例の診療などを行う4つの支援チーム・避難所での保健師活動を支援する避難所保健支援チーム・脳疾患、心臓病、呼吸器疾患、糖尿病、腎臓疾患などの困難例に対応可能な専門電話相談を行うコンサルテーションチーム・避難所の感染予防などの専門的課題に対する医大案を示す専門的アドバイスチーム活動内容・地元医師会や日本医師会災害医療チーム(JMAT)、保健所からの情報に基づき、長期の避難所生活により発生が懸念されるハイリスク症例のケア、専門病院の紹介、移送手配など・エコノミー症候群医療チームは5月11日の活動終了までに、検査実施約2200人中、約10%に血栓あり。 また、4月25日より、ヨルダン王国チーム(血管外科医2名、看護師兼超音波検査技師2名)が合流・小児・感染チームは6月2日の活動終了までに延べ31か所の県内各地の避難所を巡回し、乳幼児の健康管理のアドバイスなどを行った。 また、5月9日よりタイ王国医療チーム(医師2名、看護師2名)が合流・循環器疾患チームは4月7日をもって活動を終了した。・こころのケアチームは、平成24年3月まで活動を継続した。対象居宅住民構成福島県立医科大学地域家庭医療学講座、長崎大学、長崎県医師会、自衛隊衛生班、南相馬市立病院看護師など活動内容6月末の活動終了までに圏内に居住する約150名の患者の訪問、医療支援など54

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