FUKUSHIMAいのちの最前線
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第4章患者救済に奔走した活動記録〈論文・研究発表〉FUKUSHIMA いのちの最前線485REMAT:緊急被ばく医療支援チームDMAT:災害派遣医療チーム震災後の救急体制時は、断水もあり生化学や血算の5分画はできず、初回入院でFEC施行後の退院時処方の抗生剤や解熱剤を流された。自宅は流されたが、本人・ご家族は無事であった。Day14に避難所で38度以上発熱して来院。初回のFOLFOX後で在宅抜針を70代夫婦で行った方。家族は早く治療をしたい。2クール目で来院するがday14で十分な検査ができず、AEを心配して治療せず。(後に、震災直後は入院化学療法が行えない状況で治療予定が変更になっている方がいた。)その他:外来への問い合せが多いのは、インシュリンの方、ストーマ用品の不足の対応、麻薬処方に関すること(処方箋やお薬手帳で院外処方で対応可能)看護師の立場から~通院治療の支援

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