福島県立医科大学医学部呼吸器内科
 
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福島県立医科大学呼吸器内科 教授 棟方充 福島県立医大呼吸器内科は県内呼吸器内科医の圧倒的不足を解決するため、平成11年に新設されました。教室員わずか4名での診療開始でしたが、次々と新しい仲間を迎え、現在は、スタッフ9名、診療医6名、後期専門研修医5名、研究員1名、医療技師1名、秘書1名の体制で診療・教育・研究を進めています。既に、H15年卒(卒後4年目)までの全員が内科認定医試験に合格し、H12年卒の第1期生3名が昨年、呼吸器専門医試験に合格し、福島県立医科大学呼吸器内科で育った初めての呼吸器専門医が誕生しました。

呼吸器疾患にはいくつかの特徴があります。①感染症・炎症性疾患・腫瘍性疾患・機能的疾患など疾患の種類が多く多彩です。②肺癌・気管支喘息・肺炎・慢性閉塞性肺疾患などの日常診療で普通に遭遇する疾患(Common Disease)が多く含まれます。③呼吸不全などの生命に直接関わる病態が含まれます。④気管支鏡、胸腔鏡検査・呼吸機能検査など、診断や治療に特殊な技術が必要です。これらは呼吸器疾患の診断・治療を幾分難しいと感じさせる要因になります。しかし、このような特徴があるからこそ、呼吸器内科医が内科領域で「プロフェッショナル」として輝くのです。

私達の呼吸器内科は、東北地区でも最も優れた診療と臨床研究レベルをもっていると自負しています。診療面では県北唯一の呼吸器専門科のため多彩な患者の診療を行っています。日々、呼吸器感染症への正確な対応、慢性咳嗽患者・閉塞性肺疾患・間質性肺炎などの的確な診断と治療、悪性腫瘍の適切な診断と治療、呼吸・循環の正しい管理など、「世界のスタンダード」を目指した診療・教育が行われています。
気管枝鏡検査数も年間500例を越します(たぶん単一科としては東北随一でしょう)。レーザー治療、ステント治療、超音波内視鏡、蛍光内視鏡、バーチャル気管支鏡を併用する微小肺癌診断や拡大気管支鏡の共同開発(オリンパス)、内科的胸腔鏡の導入(東北地区では最初に導入)など、最新の内視鏡手技が日々行われています。非侵襲的診断法の開発にも力を入れており、呼気一酸化窒素(呼気NO)測定はルーチン検査として行われ、慢性咳嗽、喘息の迅速診断に役立っています。その他、呼気濃縮液(EBC)検査、音と腹筋振動を使った咳モニターの開発なども行っています。

難治性疾患の新しい治療法の開発にも力を入れています。特発性間質性肺炎・気管支喘息などについては厚生省研究班の東北地区拠点の一つです。また、呼吸器科スタッフは地域がん診療拠点病院である当院の臨床腫瘍センターの主要構成メンバーでもあり、各種の「新しい肺がん治療法」の臨床試験も行っています。

本年で開設9年目を迎えた福島県立医科大学呼吸器内科ですが、温かい心・確かな技術・豊かな創造力を持つ良き呼吸器内科医を育てるために、教室員が一丸となって頑張っています。
 
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福島県福島市光が丘1 福島県立医科大学医学部呼吸器内科
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