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平成23年度 福島県臨床研修病院ネットワーク 指導医セミナー
平成23年度 福島県臨床研修病院ネットワーク 指導医セミナー |
●日時 平成24年2月4日(土) 14:00〜
●場所 コラッセふくしま(福島市) 4階 401会議室
●出席者 43名
【内訳】 福島県臨床研修病院ネットワーク 35名
福島県立医科大学光が丘協議会会員 6名
福島県地域医療課 2名
主催者挨拶
【第1部】 福島県医師定着への試み
◆ 〜福島県臨床研修病院ネットワークの活動状況〜
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福島県臨床研修病院ネットワーク事務局 大谷 晃司
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福島県臨床研修病院ネットワークの活動概要と福島県の医師定着に向けた取り組み状況を説明
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【第2部】 講習会
◆ 「研修医がほしい!! 〜奈良県の取り組み〜」
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奈良県立医科大学 卒後臨床研修センター 准教授・臨床研修ディレクター 赤井 靖宏 氏
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新臨床研修制度(義務化)後、附属病院の臨床研修医招聘は激減している状況にあり、赤井先生が研修センターディレクター就任後、研修プログラム・環境整備など各種改善活動を提唱し、「研修医は病院の宝」の理念の下、病院全体でその取り組みを実践し、V字回復するまでの経緯について説明。
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その後は、その理念を県内臨床研修病院にも展開し、現在では、奈良県との連携を強化 してマッチングで充足率90%を超える好成績を実現。 |
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● 参加者の声(一部抜粋) |
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「研修医は病院の宝」という考え方、各研修科の研修システムの理解が重要であると再認識しました。 |
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人は欲しいが安売りしない、という点に共感しました。 |
◆ 「医療人のやりがい作り 〜コーチングコミュニケーションによるチーム医療の構築〜」
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和歌山県立医科大学 名誉教授 畑埜 義雄 氏 (臨床コーチング研究会 会長)
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畑埜先生が教授を努める麻酔科での医局崩壊の危機に直面し、医局運営を大胆に改善。上からの指示する姿勢を改め、教授から医局マネージャーとしての立場に徹して、各種改善の取り組みを実践した状況を説明。
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この経験から、コーチィングの重要性を再認識し、コーメディカルも含めたチーム医療を構築して病院経営も改善している。現在は、臨床コーティング研究会会長として各病院等での講演活動を展開している。 |
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● 参加者の声(一部抜粋) |
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実際、コミュニケーションに対する教育を学生時代に受けていないので、研修医になった時からそれを教えて実践させるのでは時間が足りないのではと思う。看護学部ではコミュニケーション論という分野があり、よく教育されているのに、それが必要な医学部で実施されていないのが問題。学生時代からの教育が必要ではと思います。 |
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豊かな内容でとても良かった。研修医に関わることがHP(病院)の元気につながり、活性化になるようなコミュニケーションのよい職場にしたい。 |
◆ 「メンター制度の改善 〜医大附属病院における取組〜」
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福島県立医科大学 神経精神医学講座 助教 和田 明
福島県立医科大学 医療人育成・支援センター 助教 本谷 亮
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福島県立医科大学附属病院が導入しているメンター制度の概要について説明。
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その制度が形骸化していることからより効果がある制度の改善策も説明。 |
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● 参加者の声(一部抜粋) |
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月に1回ぐらいの面談を組んで欲しいです。メールではなく、「面談」をして下さい。 |
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人と人との関係なので、合う、合わないがあると思いますが、その場合の対応についてお聞きしたかったです。 |
【第3部】 情報交換会
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参加者は、講師を務めていただいた畑埜先生・赤井先生から積極的に成功事例をお聞きし、自院での臨床
研修に活用しようとしていた。 |
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