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1.研究科(修士課程)の目的

 福島県立医科大学は、県民の保健・医療・福祉に携わる医療人の教育と育成に貢献するととも
に、医学と看護学に関する最新かつ高度な研究を推進することを目的としている。本学医学研究科
では、基礎医学と臨床医学の高度な教育研究に加え、それらの壁を越えた総合的・学際的な研究
を推進し、地域に根ざした、開かれた大学院の構築を目指している。これまでの医学研究科には、
博士課程として、4つの専攻(14領域)があり、地域医療のリーダーの養成、高度な専門性を必要
とする技術の修得、専門分野で研究を推進できる能力の修得などを目的とした教育研究が行なわ
れている。これらの専攻に加えて、最近の医療の高度化、学際化の流れを踏まえ、平成20年度より、
医学研究科に医科学専攻(修士課程)を設置する計画である。
 本課程では、医学以外の専門分野を学んだ多様な知識的背景や発想を持つ人々に、集中的に
医科学を教授し、学際的な知識を統合させることによって、医学・医療に関連した多彩な分野で
活躍できる研究者、技術者や専門職として活躍できる人材の育成を目指す。

 修士課程修了後には、博士課程(4年制、優れた研究業績をあげた者については3年間で修了
可能)へ進学し、さらに、高いレベルの専門的知識や研究方法を学修し、研究者としてのレベルを
向上することを推奨している。

 

 

 

 

 

 

 

2.教育内容(予定)

(1)共通教育科目(必修)

1年次の前期を中心に、医学教育を履修していない人々にも理解できるように、医科学
の基礎について講義を受ける。本科目は、「医科学概論」、「健康医学概論」、「生体構
造学」、「生体機能学」、「病態病理学」、「代謝栄養学」、「医学医療情報学」、「医学
研究方法論」などを含む。科目によっては内容の理解を深めるため、講義と実習を組み
合わせて実施される。

 

(2)特別研究科目(必修)

1年次前期の適当な時期(6月初旬頃)に、研究分野を決定し、修士論文研究を行なう。
研究計画の立案、研究の遂行、論文作製などを進める。2年次の12月までに研究成果
を論文としてとりまとめ、翌1月に成果の公開発表を行い、修士論文を提出する。

 

(3)専門研究科目(選択)

共通研究科目で得た知識を基盤として、1年次前期の後半から、各自の研究分野と関係
した、より専門的な内容の講義を受ける。本科目では、関連する分野が目的にあわせてコー
スを構成し、「地域と環境」、「食物と栄養」、「血液と循環」、「免疫と生体防御」、「発生と
再生」、「脳とこころ」、「分子と情報」の7コースを設定する。専門分野との連携を考えて、
2コース以上を選択する(隔年開講を予定しており、各年次に複数選択することも可能です)。

 

 

 

 

3.

 

4.施設・設備等

(1)専用共同研究スペース(自習室)、講義室

(2)附属学術情報センター

   図書館、展示館、視聴覚室、情報教育、情報ネットワーク

(3)共同利用施設・機器

   実験動物施設、放射性同位元素研究施設など

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問い合わせ先: 公立大学法人福島県立医科大学 学務グループ

 

電話 

 

024-547-1093

  ファックス

024-547-1989

 

 

 

 

e-mail

gakuseikfmu.ac.jp

 

 

 

 

 

 

 

履 修 例