《よろず健康相談の様子》
結果返却会21名中よろず健康相談者20名
 ※主な相談内容
   ●放射線影響に関する相談 1件    ●身体症状に関する相談 19件

  

  

           

 感想等(抜粋)
自分のスキル・知識不足を実感したワークショップになりました。よろず相談を私も経験し、実際に心筋梗塞が疑われれる相談者にめぐりあい、ペアを組んでいただいた救急の医師が途中から問診を続けていただき、実例を目の当りにすることができました。不安ながらによろず相談をさせていただきましたが、良い経験となりました。


《講義》 震災時の消防活動  講師 : 双葉地方広域市町村圏組合消防本部
  地震や津波で被災した住民の救助活動・原発事故による救助活動の停止・住民の避難誘導や、地震の当時の心境についての講話。今までの訓練を超える想定外の大規模震災に、情報がまったく入ってこない中での津波災害や原発事故による放射線への恐怖はわたしたちの想像を超える過酷なものだったといえる。

 感想等(抜粋)
消防士として、使命感を持って活動されていることに感動しました。また、他職種間における事前の情報共有とコミュニケーションがとれた体制構築の必要性を感じました。消防士の方が専門分野でない放射線関連の知識を沢山お持ちでかつ活用されておられることに感銘をしました。


《視察》 被災地視察(楢葉町・富岡町)  講師 : 双葉地方広域市町村圏組合消防本部
環境放射線測定を行いながら、楢葉町、富岡駅さらに夜ノ森駅周辺の帰還困難区域および川内を見学。道一本隔てて帰還困難区域と居住制限区域が接している状況を受講生と共に見学し、放射線の汚染による分断の現実を目の当たりにした。
  

感想等(抜粋)
津波による被災が比較的クローズアップされているのが今回の震災の現状だと思いますが、宮城・岩手とは違った被災地の情景を体感できました。他県では津波の被害の及んでいないところでは比較的速やかに通常の風景に戻った感じですが、帰還困難区域の情景が印象に強く残りました。