Lab Staff Research Resource Publication
このページは本の紹介です。(個人的な)新着順に。典型的な教科書はスルーしてます。

・2012年に出たこの本を2017年に知る悲劇。Rを使ってAICなどを明解に解説。これを読んでAICをはじめた人も少なくないだろう。Webのフォローも健在。強力だ。
データ解析のための統計モデリング入門 一般化線形モデル・階層ベイズモデル (久保 拓弥)

・統計がどれだけ間違って使われているかがよくわかり一般読み物としても面白い。気合いの入った翻訳だが必ずしもわかりやすい文章でないのが残念。少々誇大広告気味でもラボには必須。
ダメな統計学 悲惨なほど完全なる手引き書 (Alex Reinhart著、勁草書房)

・生物を数の言葉で語るのに何か足りなかった。それは、例えばATPは細胞内では3秒くらいで反応に使われるという感覚。限りなく平易な教科書、さすがはRobPhillips。絶賛。
Cell biology by the numbers (Ron Milo and Rob Phillips著, Garland Science)

・上の細胞の物理生物学に続いて、生物現象を定量的に捉えるためのユニークな教科書。Photon statics、なぜ我々は見ることができるのか、からはじまる、この独創性。
Biophysics: searching for principles (Williams Bialek著、Princeton Univ)

・古い本ですが、内容は古びない。先輩から、何となく習う程度では通用しない時代です。確かさとは何か。講義で使ってます。
実験精度と誤差ー測定の確からしさとは何か(NCバーフォード著、丸善出版)

・赤池の情報理論など時系列解析の本は多々あるが、これは赤池弘次に師事したMDが書いた貴重な本。古いので絶版ですが、アマゾンで買えます。医学系の人間が経時変化に興味を持ったらまずはこれを。ともかく面白い。
生体のゆらぎとリズム (和田孝雄著、KS医学・薬学専門書)

・エントロピーは物理を専門としないものにはわかりにくくごまかして理解することが多いですが、これは真っ正面から、なぜ熱力学の2則は成り立つのか、を解説した優れもの。
エントロピーがわかる―神秘のベールをはぐ7つのゲーム(アリー・ベン-ナイム著、ブルーバックス)

・類書の多い一般読み物ですが、一度しか起きないことの確率の意味、日頃、わからなくて放り出してる疑問を丁寧に解説してくれます。この大学の先生、とても優れた書き手。(ただこの題名・・)
量子が変える情報の宇宙(HC vonBauer、日経BP)

・光は粒子でも波でもあるというのは正確な表現ではない・・こういうことなのかと。量子テレポーテーションの話もさることながら、量子光学の基礎概念がこれほどわかりやすく書いてある本は珍しい。
量子もつれとは何か(古澤明、ブルーバックス)

・なかなかいい教科書がなかったシステムバイオロジー。これはいいかもしれない。
システム生物学入門-生物回路の設計原理-(Alon著、共立出版)

・待たれた翻訳です。やたら分厚くなりましたが、その分、丁寧に書かれています。英語の苦手な日本人はこの時間差の分だけ損をしてるのかと痛感。教科書として通読をお勧め。ゼミで採用も。
細胞の物理生物学(Rob Phillipsら、笹井理生ら訳、共立出版)

・定量的な発生学を勉強するにはこの本は数少ない優れた教科書、発生学はこう行きたい・・
Biological Physics of the Developing Embryo(Forgacs & Newman, Cambridge)

・いろんな人が書いてるので出来不出来が著しいけど、いくつかの章はとてもよく書いてあり、特にbiophysicsをちゃんと習っていない人間にもありがたい本。
Fundamental Concepts in Biophysics(Thomas Jue 編、Springer-Verlag)


・優れたサイエンスライターによる、生き物はなぜ老化するんだ、という疑問に、ミトコンドリアの本で有名な著者による、この一冊。
(それにしてもこの邦名は何とかならなかったものかと・・)
生と死の自然史―進化を統べる酸素’ニック・レーン、東海大出版

・亡くなられて久しいが、これぞ学問、独自の解剖学
ヒトのからだ―生物史的考察(三木成夫、うぶすな書房)

・そうです、生命現象を知るには乱れを理解しないと。
乱れる(南部健一、テクノライフ選書、オーム社)

・私の生まれるまえに書かれた数学を学ぼうとする学生のために書かれた本ですが、サイエンスの基本的な方法論が丁寧に述べられています。こういう講義をやってみたいものです。
いかにして問題をとくか(Gポリア、丸善)

・こんなに面白くて刺激的な本は久しぶり。現象をどう捉えるか
非線形な世界(大野克嗣、東大出版)

・粗視化のことが初めてわかった気分になりました。良い本です。
複雑系を解く確率モデル―こんな秩序が自然を操る (香取真理、ブルーバックス)
 
・この本を知らずしてイメージングを語る事なかれ、という画像解析の定番教科書、
やはり教科書は厚みです。(装丁にはちょっと引きますが)
コンピュータビジョン(Forsyth & Ponce、共立出版)

・四方さん・・ 研究の面白さは別格だった
生命とは何か「複雑系生命論序説」(金子邦彦、東京大学出版)

・かっこよく数式を使いたい、でも実は数学忘れてるんですけど、というとき、この虎の巻
道具としての微分方程式(野崎亮太、日本実業出版)

・いかにして簡単な算数から拡散を理解する世界を作り上げていくかがよくわかる、
ほとんど感動的なアインシュタインの学位論文はアマゾンから9ドルで買えます
Investigation on the theory of the Brownian movement
(Albert Einstein, Doverplulication)


・古典的な名著、優れた本の多いブルーバックスの中でも、これは決して古びません。
ゆらぎの世界(武者利光、講談社ブルーバックス)

・まずは拡散より、というわけで、古典。物理学One pointは分野外にもわかりやすい良著が多い。
ブラウン運動(米沢冨美子、物理学One Point、共立出版)

・今の評価はともかくも、複雑系の開祖、この本は衝撃的だった・・
自己組織化と進化の論理(スチュアート・カウフマン、ちくま学芸文庫)

・生物学の世界に確率過程の考え方を入れてみたいとき、この良書を
Chance in Biology: Using Probability to Explore Nature
(M Denny and S Gaines, Princeton Univ Press)

・味も素っ気もない題名だが、数ある生物物理の教科書の中で
ダントツに面白い。
Molecular and Cellular Biophysics 
(Meyer B Jackson, Cambridge University Press)

・蛍光を用いた顕微鏡測定等には欠かせない有名な分厚い教科書
教科書は厚みです
Principles of Fluorescence Spectroscopy
(Joseph R Lakowicz, Springer)