先端臨床研究センターでは、サイクロトロン、PET-MRIを駆使して、新しい診断技術や核医学治療の開発を目指します。

基盤研究部門

医療に役立つ放射性核種を製造し放射性薬剤を合成して、日常診療や臨床研究に提供するとともに、動物評価を用いた新規放射性薬剤の研究開発を行っています。

受託研究部門

基盤研究部門や臨床研究・治験部門との連携により、先進的なイメージング装置・高精度な測定装置を用いて、新たな診断・治療技術の開発や生体機能の解明などにおける橋渡し研究機関としての役割を果たしています。

PET検査部門

画像診断装置を用いた診療や研究を行い、健康の維持・増進に貢献します。

臨床研究・治験部門

当センターで行われる新しい医療技術等を医療現場に届けるにあたって必要となる臨床研究・治験の実施および支援を行っています。

環境動態調査部門

環境中の放射性物質の分布や挙動を明らかにし、効果的な除染と安全・安心の確保に貢献します。

お知らせ

2023年10月3日第13回核医学画像解析研究会のご案内

伊藤浩副センター長が代表世話人を務める「第13回核医学画像解析研究会」が開催されます。

トレーサーの動態解析や画像の定量解析等の画像解析研究ですが、広く病態生理の計測に関する研究やMRI 等の核医学以外のモダリティによる画像解析の研究も含めます。

 

ご参加、ご発表いただける方は、下記フォームよりご登録ください。

https://forms.gle/PPdkDnbdhod2BEaf9

 

どこにも発表していない芽が出たばかりの新しい研究アイデアの発表も歓迎いたします。優れた発表には各種の賞が贈呈されます。感染状況次第で人数制限が発生する可能性がありますので、発表なしのご参加の場合も事前登録をお願いいたします。
プログラム編成の都合上、発表される方は 10/25(水)までにご登録ください(ご発表は現地参加の方に限らせていただきます)。多数のご応募をお待ちしております。

【日時】:2023 年 12 月 9 日(土) 13:00~18:00(予定)

【会場】量子科学技術研究開発機構(千葉地区)(現地+Web 簡易配信予定)

    千葉市稲毛区穴川 4-9-1
     ※研究会の参加は無料です。
     ※情報交換会・懇親会の実施は現時点では未定です。
     ※Web 配信は発表者の音声とスライドのみの簡易配信の予定です。会場の音声は入りません。

     質疑応答も現地のみとさせて頂きます。

 〇核医学画像解析研究会

   代表世話人 伊藤 浩(福島県立医科大学)

   世話人   渡部浩司(東北大学)

         茨木正信(秋田県立循環器・脳脊髄センター)

         生駒洋子(量子科学技術研究開発機構)

 〇日本核医学会 核医学理工分科会

   会長    木村裕一(近畿大学)

【連絡先】

  量子科学技術研究開発機構 分子イメージング診断治療研究部

  生駒洋子(当番世話人)
   E-mail: ikoma.yoko@qst.go.jp

【詳細】

第13回核医学画像解析研究会_案内状.pdf/第13回核医学画像解析研究会_案内状.pdf

第13回核医学画像解析研究会_リーフレット_2

第13回核医学画像解析研究会_プログラム

2023年6月9日短寿命RI利用研究シンポジウムのご案内

本年度、大阪大学放射線科学基盤機構、福島県立医科大学ふくしま国際医療科学センター先端臨床研究センター、短寿命RI供給プラットフォームでは、「短寿命RI利用研究シンポジウム」を開催いたしますのでご案内します。

詳細は下記をご覧ください。

短寿命RI利用研究シンポジウムの開催|Event|大阪大学放射線科学基盤機構 (osaka-u.ac.jp)

 

 

2023年6月8日先端臨床研究センターの研究事業の推進について

 平素より、先端臨床研究センターの研究事業に対する御理解と御協力を賜り、誠にありがとうございます。

 

 2011年に発生した東日本大震災から12年が経過しましたが、本県は未だ復興の途上です。

 2012年、先端臨床研究センターは、本県の復興を医療の面から支えることを目的とし、各種疾病の早期診断等を実施するための拠点として、また、薬剤の製造から非臨床及び臨床研究・治験まで一貫して実施可能な医療研究拠点として本学に設立しました。

 

 本センターが開所してから10年以上が経ち、研究は新たな段階に進んでおり、放射線の一種アルファ線を放出するアスタチン211(At-211)については、医療用のサイクロトロンを用いて効率よく製造することに成功しております。

 

 そして、At-211と低分子有機化合物を反応させた放射性医薬品の合成は本センターが世界に先駆けて取り組んでおり、合成したAt-211 MABGを人体に投与できる品質で安定的に製造しています。また、昨年は、At-211 MABGを世界で初めてヒトに投与することができました。(臨床試験開始)

 

 これらの成果は、日頃から本学を応援いただいている皆様の御支援・御協力の賜物であり、心より感謝しております。

 

 現在、At-211 MABGの第Ⅰ相臨床試験を継続しており、国内外で注目されております。これらの成果は先端的な放射線治療の可能性をさらに広げ、より多くの患者様に希望をもたらすものと考えております。

 

 放射性薬剤の研究開発事業については、さらに大きな成果を上げられるよう、奨学寄附を受付しております。本センターの活動に御理解をいただき、御支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

 

 ○奨学寄附のお申し込みはこちらから

産学連携・研究関連・寄附講座 / 公立大学法人 福島県立医科大学 (fmu.ac.jp)

2023年2月3日放射性治療薬開発に関する国際シンポジウムを開催しました!

 

令和5年1月28日(土)~29日(日)に、「放射性治療薬開発に関する国際シンポジウム in福島」を南相馬市で開催しました。本シンポジウムは、福島国際研究教育機構(略称 F-REI)基本構想の先行研究として文部科学省からの委託を受け実施した事業であり、演者及び会場招待者、Web参加者等を含め総勢361名で行われ、盛況のうちに終了しました。

 

初日は、放射性同位元素とセラノスティクスによる薬剤開発や日本における医療用RI製造・利用のアクションプラン、放射性核種治療における規制や人材育成、併用療法についての講演が行われました。

放射性核種治療における規制については、日米欧の規制当局(独立行政法人医薬品医療機器総合機構[PMDA]、米国食品医薬品局[FDA]、欧州医薬品庁[EMA])が参加し、規制当局の課題整理などについて議論されました。

 

2日目は、放射性核種治療に関して、本学のAt-211を用いた研究や臨床医の視点から見た期待と問題点、国内外の現状と将来展望についての講演が行われました。

 

今回のシンポジウムにより、放射性治療薬開発に関する国内外の現状や知見を共有し、新たな可能性について議論でき、主催者である文部科学省からは「F-REIにおいて、放射線科学・創薬医療分野の研究開発を推進していくためには、大きな成果を上げられている福島県立医科大学を始めとした関係者の支援が必要」というお言葉をいただきました。先端臨床研究センターとしても本県の復興を加速させるため、引き続き研究開発に取り組んでまいります。

 

   
    

 

 

2022年11月4日第12回核医学画像解析研究会のご案内

伊藤浩副センター長が代表世話人を務める「第12回核医学画像解析研究会」が開催されます。

トレーサーの動態解析や画像の定量解析等の画像解析研究ですが、広く病態生理の計測に関する研究やMRI 等の核医学以外のモダリティによる画像解析の研究も含めます。

 

ご参加、ご発表いただける方は下記アドレスよりご登録ください。

https://forms.gle/Pqo8Boqq2Vx6QhDg6

 

未発表データでの発表や発表なしでの参加も歓迎いたします。感染状況次第で人数制限が発生する可能性がありますので、事前登録をお願いします。優れた発表には各種の賞が贈呈されます。多数のご応募お待ちしております(プログラム編成の都合上、発表される方は 10/26(水)までに登録ください)。

 

【日時】2022 年11 月26 日(土) 13:00~18:00(予定)

【会場】秋田県立循環器・脳脊髄センター(現地+Web 配信予定)

     ※研究会の参加は無料です。

 〇核医学画像解析研究会

   代表世話人 伊藤 浩(福島県立医科大学)

   世話人   渡部浩司(東北大学)

         茨木正信(秋田県立循環器・脳脊髄センター)

         生駒洋子(量子科学技術研究開発機構)

 〇日本核医学会 核医学理工分科会

   会長    木村裕一(近畿大学)

【連絡先】

  秋田県立循環器・脳脊髄センター 放射線医学研究部

  茨木正信(当番世話人)

  E-mail: iba@akita-noken.jp

【詳細】

第12回核医学画像解析研究会のご案内

第12回核医学画像解析研究会リーフレット

第12回核医学画像解析研究会プログラム