心臓血管外科

診療科部長
横山 斉(教授)
| 氏名 | 職名 | 専門分野 |
|---|---|---|
| 横山 斉 | 教授 | 冠動脈、弁膜症、胸部大動脈の外科 |
| 佐戸川 弘之 | 准教授 | 末梢血管、静脈の外科 |
| 高瀬 信弥 | 講師 | 冠動脈、弁膜症、大血管外科、ステントグラフト治療 |
| 三澤 幸辰 | 学内講師 | 後天性心疾患の外科 |
| 若松 大樹 | 講師 | 小児心臓手術 |
◆臨床における方針
(1)重症疾患の治療:地域の大学病院は、リスクの高い手術を積極的に受け入れる使命があります。私達はハイリスク症例(緊急、高齢、未熟児、他臓器合併症、複合性動脈硬化症など)を24時間積極的に受け入れます。
(2)タイミングの良い外科治療:適切な治療を適切な時期に受けられるよう努力します。緊急手術には迅速に対応し、待機手術も手術待ち期間を1ヵ月以内となるよう調整します。
(3)手術成績の開示:手術症例数、予測死亡率、実死亡率を公開しています(詳細は当科ホームページをご覧ください)。
(4)病病、病診連携の推進:術後の患者さんは紹介頂いた先生に逆紹介し、長期的にフォローしていただく方針としております。
(5)セカンドオピニオンの実施:疾患毎に専門家が対応します(外来にご相談ください)。
◆東北屈指の手術数
この7年間で手術数は著しく増加しています。手術総数は2001年171例から2008年313例へ、人工心肺使用+冠動脈バイパス手術は2001年111例から2008年170例へ増加しています。8年間で手術総数2108例、人工心肺使用+冠動脈バイパス手術1258例を治療しています。手術数増加の主な原因は、低侵襲手術と良好な術後経過による短い在院日数に加え、院内外の循環器内科や小児科の先生との良好な連携の結果です。ICU、病棟スタッフの熟練度の向上にもつながっています。
◆全国屈指の手術成績
全国の心臓血管外科施設と比較して、良好な手術成績をあげています。入院死亡は、冠動脈バイパス手術0.9%(全国平均1.7%)、心臓弁膜症手術3.3%(全国平均3.8%)、急性A型大動脈解離10.0%(全国平均15%)、真性胸部大動脈瘤5.5%(全国平均9.2%)です。
◆手術の特徴:低侵襲と高い術後QOL
低侵襲で術後QOLの高い手術をめざしています。先天性心疾患:小切開手術、無輸血手術。冠動脈バイパス手術:動脈グラフトを用いた心拍動下冠動脈バイパス(OPCAB)。弁膜症:僧帽弁疾患では弁形成術を第一選択、大動脈弁温存手術やロス手術。胸部大動脈解離や胸部真性大動脈瘤:脳障害の少ない順行性脳分離体外循環、ステントグラフト。下肢静脈瘤:従来のストリッピング手術に代わり、半導体レーザー治療。
| 曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
|---|---|---|---|---|---|
| 初診・再診 | 横山 <後天性> 高瀬 <後天性> 若松 <先天性> |
横山 <後天性> 佐戸川 <後天性> 若松 <先天性> |
横山 <後天性> 佐戸川 <後天性> 猪狩 <後天性> 高瀬 <後天性> |
| 病名・病態 | 必要な診療 | 当科の対応方法 |
|---|---|---|
| ●先天性心疾患 | 姑息的手術、根治手術 | 小児科と連携し検査を施行。適応があれば手術をします。 |
| ●虚血性心疾患 狭心症・心筋梗塞 左室瘤 中隔穿孔 左室自由壁破裂 |
心拍動下冠動脈バイパス術 造血幹細胞移植術 左室縮小形成術(Dor手術) 穿孔閉鎖術 左室修復術 |
内科治療抵抗性の不安定狭心症は24時間対応します。循環器内科と連携し、心エコー、心臓カテーテル検査の結果適応があれば手術をします。 |
| ●弁膜症 大動脈弁弁膜症 大動脈弁輪拡張症 僧帽弁弁膜症 三尖弁閉鎖不全症 |
大動脈弁置換術、ロス手術 大動脈基部置換術 僧帽弁置換術(閉鎖不全では形成術) 三尖弁形成術 |
循環器内科と連携し、心エコー、心臓カテーテル検査の結果、適応があれば手術をします。心房細動を合併していればメイズ手術を追加します。 |
| ●心不全 | 左室縮小形成術(Dor手術) 両室ペーシング 補助人工心臓 |
循環器内科と連携し、心エコー、心臓カテーテル検査の結果、適応があれば手術をします。 |
| ●肺動脈血栓塞栓症 | 血栓除去術 | 適応があれば緊急手術で対応します。 |
| ●大動脈疾患 大動脈解離 真性大動脈瘤 |
人工血管置換術、ステントグラフト内挿術 |
急性大動脈解離は、24時間対応します。心エコー、CT、血管造影を行い適応があれば手術を行います。 |
| ●末梢血管疾患 閉塞性動脈硬化症 下肢静脈瘤 |
バイパス術(自家静脈、人工血管)、バイパス不可なら造血幹細胞移植術 レーザー治療、高位結紮、硬化療法 |
外来で検査を行い、入院後手術します。 |
医局 電話024-547-1283 FAX 024-548-3926 外来:電話 024-547-1224
下肢静脈瘤の患者さんは金曜日に紹介願います。
急患の連絡は、
日中(9時−17時):医局
夜間(17時−9時):心臓血管外科病棟 電話 024-547-1597