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漢方内科

スタッフ紹介

診療科部長
小宮ひろみ
(教授)
氏名 職名 専門分野
小宮 ひろみ 教授 生殖・内分泌・思春期・性差医療・漢方診療
三潴 忠道 教授 総合内科・漢方診療
鈴木 順造 名誉教授 小児科・漢方診療

 


診療科の紹介とアピール

 漢方診療は、人の心と体を全体的にみる全人的医療であり、患者さんの病態(証といいます)を把握し、その方向性を正しながら治療を行います。今回、漢方内科が設置されたことにより、本院は西洋医学を駆使した最先端の高度医療を提供していくとともに、漢方による専門的な治療が可能となりました。西洋医学の診療を尊重しながら、漢方独自のすぐれた特徴を生かした治療を行ってまいります。




診療の詳細案内
1、 患者さんの病態について漢方の診断法(望診 聞診 問診 切診[手で触れて診察をする
  こと])を行い、証を把握し、漢方薬を処方いたします。
2、 当面、顆粒などの漢方製剤(エキス剤)のみの診療ですが、生薬を用いたより高度な漢方
  治療が必要な場合には、ご希望も伺い、会津医療センターへの紹介など、連携して対応い
  たします。
3、 西洋医学だけでは十分な効果が得られない疾患や西洋医学的治療における副作用の
  ため治療継続が困難な患者さんにぜひ受診いただきたく思います。
4、 紹介状(院内または院外)が必要です。

 近年、大学病院を含め全国の多くの医療機関において漢方診療の重要性が認識され、漢方診療科が多く設置されております。医学部学生にも積極的な漢方教育がなされるようになりました。さらに、高齢化社会、生活習慣病、ストレスが健康に大きな問題になっておりますが、漢方はそのような視点においても貢献できる診療分野のひとつといえると思います。
 会津医療センターでは、三潴忠道教授を中心とする漢方内科(煎じ薬・エキス剤等のお薬)、漢方外科(鍼灸)が漢方医学を駆使して治療を行われています。当院の漢方内科も、県民の皆様の健康に貢献できるよう、また県内のもう一つの漢方診療の拠点となれるように努力していく所存です。そして、何よりもあきらめない医療の提供をめざしてまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。

公立大学法人福島県立医科大学附属病院 漢方内科
(外来) 電話024-547-1217  (変更・キャンセル) 024-547-1217