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お知らせ

小腸・大腸・肛門科学講座の 冨樫 一智 教授が出前講座を行いました。

 平成28年11月23日(水)に、猪苗代町体験交流館「学びいな」にて小腸・大腸・肛門科学講座の 冨樫 一智 教授が出前講座を行いました。

 今回は「大腸がん・大腸ポリープについて~便潜血が陽性となったら~」というテーマで、講演を行いました。

 大腸がんの米国での検診受診率は約50%だと言われています。対する日本の場合は約30%と、日本の方が低く、米国では大腸がんによる死亡率低下という結果に結びついています。
 日本は健康長寿国ではありますが、近年、大腸がんによる死亡総数は欧米よりも増えてきていると言われています。

 やはり、定期的に検診を受けることが最も重要です。

 大腸がん検診にも複数種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。例えば、内視鏡検査では、ポリープが見つかった場合、その場で切除することが出来るというメリットがありますが、検査の実施に少し抵抗があるという方が多いです。
 大腸カプセル内視鏡であれば、口からカプセルを飲むだけなので抵抗は少ないですが、その場で処置が出来ないというデメリットがあります。
 その他にも検査方法はありますので、医師とよく話し合いながら決めていただければと思います。

 医師も人間ですので、一度の検査で、全てを完璧に見ることは出来ません。見落としが発生することもあります。そのため、1年もしくは3年ごとに検査を受けることがベストです、とお伝えしました。


 参加していただいた約100名の皆さま、ありがとうございました。



※出前講座については随時受付を行っております。詳細はこちらをご覧ください。

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